WAM

始まったころは「8年がかりのプロジェクトって・・・」とか思っていたモーツァルト定期も、今週土曜日の本番が終わると6年目が終わったことになります。今回は初期の交響曲と大ミサ曲を演奏しますが、交響曲は7割くらいは演奏したでしょうか。あと2年間で完結なんて、本当に時間が経つのは早いです。今回私は演奏せず、GMとして後方支援(広報も?)ですが、少し離れて自分のオーケストラの演奏を聴くと、ステージで一緒に音を出していた時とは違ういろいろな発見があります。飯森マエストロも元気いっぱいでメンバーに的確な指示を出し、リハーサル会場の文翔館議場ホールの空気がどんどん変わってゆきます。こうしたクリエイティヴな瞬間を見るのは楽しいですね・・・自分が演奏していなくても楽しい気持ちになれるのは、モーツァルトの音楽の魅力の1つでしょう。明日からは素晴らしいソリストと最近とみに評価の高い合唱団、アマデウスコアが合流してテルサホールでリハーサルです。ピュアな声をまた聴くことができるのはとても楽しみです!