Wahl

14日は選挙です・・・

前回も投票率が悪く、今回はさらに下がるのではと懸念されています。新聞はこぞって自民党の圧勝と報じていますが、実際はどうなるのでしょうね。

ある党は、自民党が議員定数削減を行わなかったのが国民に対する大嘘だといって激怒していますが、そもそも定数削減なんて国民と国会が直接約束した訳ではありません。議員を多少削減したところで、私たちの生活に何か影響があるわけでもなく、そんな事は少なくとも私にはどうでも良いことです。議員の方々にお願いしたいのは、お金をもっと大切に使って欲しいと言うこと。

それよりも、財政、原発を含むエネルギー、外交、集団的自衛権などについてもっと突っ込んだわかりやすい話をしてくれないと、判断に苦しみます。

投票率が低いのは、政治に関心がないからとか、投票そのものがうっとうしいとか、いろいろ聞きます。政治に関心がないというのは、おそらく本音では違っていて、政治に関わることで「責任を持ちたくない」ということではないかと考えています。でも、例えば毎年毎日いろんな税金を払っていることや、健康保険を始めとするさまざまなサービスを享受している事で、すでに政治というか国の運営には国民みんなが関わっていると言うことをもっと認識しなければなりません。

投票というシステムに関しては、休日に投票所まで足を運び、紙に記入して投票箱に入れる、というシステム自体は見直しても良いのではと思います。高齢者で投票所まで行くことが困難なケースを始め、全国で使われる投票用紙を作成するコストや開票作業に要する人的労力も膨大なものでしょう。セキリュティの問題をクリアしなければならない事はありますが、コンピューターなどの端末を利用した投票方法も実現に向けて検討しても良いのではと思います。

とにかく皆さん、選挙はお祭りではありません。「秘密保護法」とか訳のわからない法律ができて、私たちは政府から監視され始めています。こっちもそれ以上に日頃から政治に対してもっと鋭い視線を送り、政府がキチンと正しく仕事をしているか監視しましょう。

Diet_of_Japan_Kokkai_2009