Niigata〜

「りゅうとぴあ」での初ステージは、たくさんの聴衆の皆様に山響のサウンドを十分に楽しんでいただけたのでは、と思います。とても音響効果の優れたホールに響く飯森=山響のブルックナーは、どこまでもクリアで、とかく「重厚」さが良しとされる中において、異彩を放つ好演だったと我ながら感じました。特に、「ブルックナーパウゼ」と呼ばれることもある全奏のあとの一瞬の静寂に残る余韻は、これまでのどの演奏より美しかったのではと思います。いつも東京交響楽団を始めとする多くのオーケストラの響きを知っていらっしゃる新潟の方々にも、私たちならではの個性はお分かりいただけたように感じました。

終演後は、新潟大学でのレッスンを今回の演奏会に合わせて、遠く名古屋から聴きに来てくださった大学時代の先輩A氏とその生徒さんたちと、ホール内のスタジオで交流し、私の楽器を試奏してもらったり、トランペットアンサンブルを聴かせていただいたりして、楽しいときを過ごしました。そのあとも新潟駅前で賑やかに打ち上がり、本番後の余韻がさらに素晴らしいものになりました。

6日は上越市に移動して、東北電力主催の音楽鑑賞教室でした。体育館はとにかく暑く蒸し暑く・・・でも皆さん、楽しんで聴いてくれました!
その後、直ちに車で東京へ移動し、MUJ本部でオーケストラ協議会の事務局会議(いわゆる、三役会議)に出て、今は常宿にしている新宿のホテルです。
明日(7日)は、午後から本番です。午前中のうちに魚沼市まで戻れば大丈夫なので、いつものスケジュールの中ではそれほどハードな方ではありません。明日はまた蒸し暑い体育館の本番ですが、頑張って演奏したい(頑張らないと音が出ない・・)です。

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