Profil
HIROSHI SATO 佐藤裕司
Geburt:1959/11/23/Nayoro,Hokkaido
Höhe/178cm
Blutgruppe:+A
1959年北海道名寄市出身。幼少時からピアノを、11歳からトランペットを始め、1978年に武蔵野音楽大学に入学し、福井 功、戸部 豊の両氏に師事しトランペットを学ぶ。卒業後はフリー奏者を経て1984年より2013年まで山形交響楽団でトランペット奏者を務め、楽団の発展と金管セクションの充実に大きく貢献した。また、音楽家の職能組合である日本音楽家ユニオン(MUJ)のオーケストラ演奏家で組織されるオーケストラ協議会の議長を2003年から2011年の間務め、2021年からはMUJ全国本部の事務局長に就任し、音楽文化の発展と音楽家の社会的地位向上のため、国内外で広く活躍している。現在はフリーのトランペット奏者として東北各地において演奏と指導、教育活動を行うほか、指揮者としても活動の場を拡げている。
山形交響楽団のトランペット奏者としては、1984年から1992年まで第2トランペットを、1992年から2001年までは主に第1トランペットを、2001年から2013年まで再び第2トランペットを演奏した。また、オーケストラ奏者としての活動と並行して、ソロ活動や室内楽活動も行い、これまでに秋田市や山形市でリサイタルを開催し、好評を博した。室内楽の分野では、東京都交響楽団のメンバーで構成された「東京メトロポリタンアンサンブル」としばしば共演したほか、山響のメンバーで組織された金管アンサンブルでも活動した。
1999年に山形市役所ウィンドアンサンブルの常任指揮者として就任、指揮活動を始め、楽団の育成と強化を計り、演奏能力を大幅に高め、2003年と2004年には東北代表として全日本吹奏楽コンクール職場の部(当時)に出場した。また、けやきの森ブリティッシュブラスバンドでは、楽団草創期より指導にあたり、2004年の正式発足より常任指揮者として演奏技術と音楽性を大きく向上させ、2016年4月からは音楽監督に就任し、その演奏は近年国内で盛んになりつつあるブリティッシュスタイルのバンドの中においても高い評価を得ている。2020年からは山形県警察音楽隊の特別講師/指揮者として指導と演奏会の指揮を執るほか、山形フィルハーモニー交響楽団にも客演し、高評を得ている。
教育関係では、山形北高等学校音楽科で1987年から2020年までトランペット講師として後進の指導にあたり、数多くの生徒を育成してきた他、吹奏楽指導者としても東北各地でクリニックや審査員など広範な活動を展開し、その指導力は高く評価されている。2018年7月より2019年8月まで山形東高等学校吹奏楽部の音楽監督に就任し、日々の指導や吹奏楽コンクール、各種演奏会などで指揮を執り、高い成果をあげた。