モーツァルト定期初日が終わりました。いつもながらたくさんの聴衆の皆さんにお越しいただき、大変ありがとうございます。3曲とも良い演奏だったと思います。個人的には少々問題も残しましたが・・・・。
オーボエ協奏曲でソリストを務めた佐藤麻咲さんも、美音を生かしたニュアンス豊かな音楽と響きで聴衆を魅了したばかりでなく、オーケストラの同僚をも驚かせるような素晴らしい演奏でした。これからの山響の木管セクションを牽引してゆく存在として、ますます期待されますね!
2つの交響曲でも、初期のみずみずしさと、晩年の熟練した作風とがよく表現された演奏だったと思います。モーツァルトは亡くなるまで純粋さを失わなかったことがこの交響曲第40番からも伺えますね。
明日は秋田市での公演です。オーボエ協奏曲に替えて、NHK交響楽団の菅原氏をお迎えして同じ曲をピッコロで独奏するという、極めて珍しい演奏が聴けます。私はこれから秋田市まで一足先に移動し、明日に備えます。