少し間が空きました・・・・11月はまるで1年分働いた気がします。
11月29日は私が指揮者を務めている「けやきの森ブリティッシュブラス」の秋の定期演奏会、「メアリーローズコンサート」が上山市体育文化センター・エコーホールで開催されました。このバンドは、良く知られた吹奏楽のフォーマットではなく、イギリスで発展してきた金管だけのアンサンブルです。少し前に、ユアン・マクレガーが主演し、イギリスの炭鉱町が舞台となった映画「ブラス」を見た方もいらっしゃるでしょう。「けやき」はそのスタイルで活動する数少ない団体の一つです。メンバーは教職員、会社員、学生などですが、特別に山響のホルン奏者で私の数少ない大切な友人の一人である岡本和也さんもテナーホーン奏者として参加しています。(山響で言えば、ヴィオラ首席の成田さんのようなポジションですね)ある日など、普通のホルンとナチュラルホルンを吹き分けた本番のあとで、「けやき」のリハーサルでテナーホーンを吹くという、普通のプロのホルン奏者は行わないような離れ業をやってのけたこともあり、とても頼りになる人です。また、私の学生時代からの親友で、山形でもレッスンや演奏活動でよく知られているチューバ奏者の西田 宏さんも賛助出演してくれて、盤石なサウンドができ上がりました。プログラムも親しみやすい曲が多くて、初めての方でも楽しんでいただけたと思います。メンバーは大半がウイークエンドプレイヤーなのに、大変素晴らしいサウンドを創ってくれました。
プログラムが全部終わり、カーテンコールで指揮台に戻ろうとした時、西田さんが突然指揮を始め、何が起きたのかと思った途端、「Happy Birthday」の演奏が始まり、23日だったはずの私の誕生日をもう一度祝ってくれ、とても驚き、嬉しくなりました・・・。でも「50歳」がみんなに知れ渡ってしまいましたね・・・・(^o^)