山形から南陽、小国を経由して金沢市まで460Kmのドライブでした。この距離は山形から青森の少し先、あるいは山形から御殿場までとほぼ同じくらいですね・・・。雪はやはり山形県内が一番多く、なかでも小国は2メートル近くあったように見えました。新潟県内に入り、昨年開通した日本海東北自動車道の荒川胎内ICから高速に乗ってからは予想に反して雪はほとんどなく、期待していた「冬の日本海」もごく普通の景色でした・・・新潟、富山、石川の3県を一気に爆走し、所要時間6時間半で金沢市内のホテルに着き、一休みしてから会議のために、オーケストラ・アンサンブル金沢の本拠地である「石川県立音楽堂」に徒歩で向かいます。この音楽堂は、コンサートホールと能楽堂が併設されていて、アンサンブル金沢の事務局、楽譜を保管するライブラリー、楽器庫、付帯設備、楽員控室(個人のためのロッカーなども)練習室、レッスン室など必要な設備がすべて備えられている理想的な施設です。同じプロオケ奏者としてはとても羨ましいですね・・・・この日は7日に予定されているニューイヤーコンサートのリハーサルが行われていて、私が到着した時にはちょうどリハーサルが終了したところでした。バックステージで旧知の楽員たちと挨拶し、山響OBでアンサンブル金沢の創設とともに移籍したT氏とも再会を喜びあいました。会議は約2時間にわたり、アンサンブル金沢の現状や先の「事業仕分け」について議論が展開されました。政治や経済が不安定な中、オーケストラが発展し続ける事は大変な状況ですが、しっかりがんばって行きたいと思っています。