大雪の中、202回定期のリハーサルが始まりました。新曲はとても繊細なタッチで書かれていて、最初は戸惑いもありましたがリハーサルが進むにつれて曲の本質が少しずつ見え始め、美しい響きが現れました。ブラームス、特にピアノ協奏曲は練りに練った楽想と手技で書かれていて、ロマンティックなフレーズがうねるように流れていきます。今回は楽団所有のロータリートランペット(写真/ウィーンの「シャガール」というマイスターの手による楽器)を演奏しますが、艶のある滑らかな響きはブラームスには最適です。これから本番まで、どのような音楽創りがなされるのか毎日楽しみですね!