暖かい日が続きます・・・昨日はMUJオーケストラ協議会の会議で、東京まで走りました。東京は20℃を超え、4月のようです。首都高を走りながらエアコンのスウィッチをオンにしました・・・。
平成22年度の国家予算のうち、文化関係の予算については「事業仕分け」以降全国からの多くの意見に基づき来年度もその多くが確保され、とりわけ子供たちへの「本物の舞台芸術体験事業」は引き続き規模を拡大しながら実施される事が決定しています。しかし、オーケストラの定期公演や運営に大きく関わる「文化芸術創造活動への重点支援」は今後3年間で半減する事が見込まれ、私たちの業界にとって大きな打撃となる事が予想されます。国家の予算の使途について広く議論を展開する事は必要と考えますが、文化の振興を経済効果のみで論じる事には賛成できません。先日行われたヴァンクーヴァーオリンピックに関しても、選手の育成や強化すべき種目についての議論がありましたが、文化やスポーツは、特にその根幹部分は国家が責任をもって育成、振興に努めるべきものと思います。今後、政治がどのように日本の将来を創っていくのか目が離せませんが、教育、文化をより豊かなものにしてゆくことが国の発展に寄与してゆくと私は考えています。