退院後、昨日と今日の本番が復帰後初めての演奏会でした。今年度新たに企画された「子育て支援コンサート」は、就学前の子供たちが家族とともに楽しめるとても素敵なコンサートです。昨年12月から今日まで県内で8公演を行い、好評のうちに終了することが出来ました。
今回、私が抱えていた病気は、「急性胆嚢炎」という疾患で、一般的にその多くは胆嚢(たんのう)に結石が生じ、肝臓で作られ胆汁液という消化液の一種の流れが阻害され、胆汁液の貯蔵庫である胆嚢が炎症を起こし、右腹部に激痛を発症させるというものです。炎症の主たる要因である結石は、「胆石」と呼ばれるもので、胆汁液が凝固したものです。胆汁液そのものはコレステロールで出来ていて、よく言われる「善玉」と「悪玉」のバランスが悪くなり悪玉コレステロールが増加すると凝固しやすくなり、胆石へと移行してゆきます。私は、昨年受診した健康診断の結果を主治医に評価してもらった時に、確認のため腹部エコー検査を行ったところ、胆嚢本体に小さな結石を認めることができ、直ちに外科処置で取り除く必要はないものの、要経過観察との結論に達しました。もちろん、この時点では何の自覚症状もなく、昨年5月のブラジル出張も無事に終えることが出来ました・・・・
(つづく)