Audition

昨夜の「さくらんぼコンサート」は多くの聴衆の方々に起こしいただき、オーケストラも熱のこもった演奏を展開できたと思います。今年は11月6日にも東京公演があり、今度はシューマンの交響曲をピリオド楽器で演奏する予定なので、近年の山響の特色を聴いていただけると思います。

今日は東京都内でフルートのオーディションの2次審査が行われ、1次審査を通過した受験者が緊張の面持ちで演奏していました。山響のフルートパートはレベルが高く、そのレベルが判断の基準になってしまうことから、受験者にはプレッシャーだったと思います。どのオーケストラも、世代交代を経て特色を維持しつつも、新たな音を構築してゆく事を進めます。いつの日か自分の後任が入団し、金管楽器のサウンドがより進化してゆく事を想像しながら、受験者の演奏を聴いていました。