on tour “Kariwa”

蒸し暑さが厳しい日が続きます…今日は長岡市内と刈羽村で2ステージです。刈羽村は原発のある町として知られていますが、街並みの雰囲気は落ち着いたもので、新潟県ではどこでもそうですが、純粋な目をした子供達でいっぱいです。また、隣接する柏崎市は、かの「田中角栄」を生み出した土地で、今もなお残る足跡を見る事ができます。田中氏が総理大臣だったのはもう40年近く前になりますが、強烈な個性とリーダーシップを持ち、「コンピュータ付きブルドーザー」と呼ばれたほどの行動力は内外で大きな影響力を発揮しました。その辣腕ぶりと庶民的な人間性から、長期政権を期待されますが、高度成長後のオイルショックや対米関係、そして自らの金脈問題などで苦労し、志半ばで退陣します。しかしその後も影響力を保ち続け、さまざまな局面において存在感を見せ付けます…現在、日本は政治が不安定極まりない状態で、かつてこれほど政治に対する不信が高まった事はありません。田中氏のような「強い」リーダーの登場を待っている人も多いのではないでしょうか。