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リハーサル前の午前中、山形市七日町のヤマハディーラー「富岡本店」で販売用トランペットの選定、検品です。工場でも完成検査は行っているのですが、輸送中に微妙な狂いが生じる可能性や、わずかな個体差を検査し、より良い状態で販売するために定期的に検品選定作業をしています。確認済の楽器には選定証明書が付けられ、プレイヤーの保証が添えられた状態で販売されます。お客さんにとっては安心ですね。楽器をチェックしながら定期の曲も練習したりして、時間を有効に使えました。

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Barber

リハーサル2日目は今回の演奏会で最も難しいバーバーのバイオリン協奏曲をソリストの漆原啓子さんと合わせました。バーバーは現代アメリカの作曲家ですが、とてもロマンティックな音楽が特長で、第二楽章の旋律と和声は叙情的な流れが美しく、心に染み入ります。漆原さんは高度なテクニックと美しい音色で素晴らしい音楽を創っていきます。こちらも本番が楽しみです。

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Maestro

今年度最初の定期公演のリハーサルが始まりました。久しぶりに会う黒岩英臣先生は元気いっぱいで、序曲からエネルギッシュな指揮でオーケストラをグイグイ引っ張っていきます。チャイコフスキー5番では八木さんが昨日のリサイタルの疲れも見せずに、素晴らしいソロを聴かせてくれています。それにしてもリハーサルからこのボルテージ…本番はどうなるのでしょうか。とても楽しみです!

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Inspire

昨日の北高生によるコンサートは、みんな集中力に富んだ若々しい立派な演奏でした。これから受験に向けてさらに頑張ってほしいですね。

さて、今日は朝から忙しく、9時からFM山形で収録です。今回は22日と29日に放送する分を収録しました。22日は山響ファゴット奏者の高橋あけみさんがゲストです。楽しいトークが盛りだくさんなので、ぜひ聴いて下さい。収録の後は事務局に戻り仕事をして、夕方からは文翔館で開催された山響首席オーボエの佐藤さんと首席ホルン奏者の八木さんのジョイントリサイタルを聴きに行ってきました。ふたりとも立派な素晴らしい演奏で、同じ演奏家としてインスパイアされるものがありました。自分も元気でいるうちにリサイタルをやっておきたいと思いました…明日からは定期のリハーサルです。久しぶりの黒岩先生との音楽創りが楽しみです。

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Terusa

今日は山形テルサで、山形北高音楽科の3年生による「ソロとアンサンブルによる演奏会」の本番です。昨年秋から演目を決め、それぞれが今日の本番に向けて練習を重ねてきました。先ほどゲネプロが終わり、あとは18時からの本番を待つだけです。今年の3年生は17人しか在籍していなく、定員の40人いっぱいだった頃に比べて半分ほどの時間で終わってしまいますが、演奏の質が下がったわけではありません。私の生徒もソロで演奏しますが、ゲネプロでは緊張でいっぱいでしたが、きっと本番ではがんばってくれるでしょう。期待(と緊張)しながら席で見守りたいと思います。

Nanukamachi

今日は午前中にレッスンが一件あったのみで、あとは久しぶりのオヤスミです。冬服や靴を収納したり、時間がなくて返信できない個人的なメールを見たりしていましたが、クルマの春仕度(夏タイヤへの交換)はできませんでした。

午後からは近くの七日町に出かけ、春の風にあたってきましたが、ここは昔から「なぬかまち」と呼ばれています。「なのかまち」だと思っていたら実は違うんですね…報道関係でも「なぬかまち」と読んでいますし、文字変換でもそうなります。なぜそうなのかはわかりませんが、全国的にも「ぬ」が元々の言い方のようです。歴史の謎なのでしょうか…

Special day of orchestra

全国31のプロオーケストラにより構成されている「社団法人 日本オーケストラ連盟」では、毎年3月31日を「オーケストラの日」と定め、全国一斉にイベントを開催しています。山響でも全国の楽団と歩調を合わせ、毎年同じ時期に開催しています。昨年度も3月末に開催する予定でしたが、3月31日が宮城県美里町での第9公演だったため、4月の新年度に入ってしまいましたが本日の開催となりました。「オーケストラ探検」「楽器体験コーナー」など、盛りだくさんのイベントと、夕方からはコンサートも開催され、家族連れを中心に多くのお客様が「オーケストラによるテーマパーク」を楽しんでいただけたようです。コンサートではファゴットがクローズアップされ、高橋あけみさんの独奏によるウェーバーの協奏曲や、鷲尾俊也さんのコントラファゴット独奏によるラヴェルのマ・メール・ロアなど、普段接することの少ない曲も演奏され、好評でした。今年度のイベントは11月定期の期間中に、山響40周年記念の「ファン感謝デー」として開催される予定です。こちらも楽しみにしていて下さいね!

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Preparations

リハーサルや打ち合わせなどのことを「仕込み」と言いますが(洋楽の世界よりも演劇や舞台ですかね・・・)、適当な英語が見つかりません。Preparationsも本来は「準備」ですよね・・・

今日は久しぶりの山形市民会館です。明日に迫った「オーケストラの日」のリハーサルです。今年は7月の第222回定期演奏会がこの会場で行われる予定で、仙台フィルとの合同演奏により、マーラーの交響曲第二番「復活」が演奏されます。先日も書いたように、この曲はおよそ220人ほどが舞台に上がるため、山形テルサや山形県民会館ではステージが狭く、セッティングが出来ません。この市民会館が山形市内では最も舞台面積が大きく、マーラーも何とか演奏できます。今日のリハーサルは「8型」と呼ばれる編成で、弦楽器が8-8-8-6-4-3の編成で「モーツァルト定期」の編成とほぼ同じです。(ちなみに、マーラーは「16型」で、16-14-12-10-8です。)客席後方からステージを望むと編成が少ないので舞台がスカスカに見えます・・・この人数だと「Preparations」も楽そうですが、7月はいったいどうなるのでしょうか・・・

During work

今月の山響はリハーサルと本番が合計で11日で、目の回る忙しさだった2月と3月とのギャップが激しいものの、つかの間のお休みモードです。GMとしては新たな事務局で進める仕事がたくさんありますが、生徒のレッスンや山響以外のリハーサルや本番も今月はいくつか重要なものもあります。

もう20年以上講師としてレッスンに通っている山形北高音楽科では、17年前から4月に新3年生が全員出演する「ソロとアンサンブルによる演奏会」が開かれていて、今年も来週月曜日の16日の18時から山形テルサで行われます。音楽科では6月に定期演奏会がありますが、今月の「ソロアン」とよばれる演奏会では3年生が各自のソロやユニットごとのアンサンブルで研鑽の成果を披露します。私の生徒もトランペットソロで出演しますが、高校2年の秋頃からこの演奏会までの間にたくさんの練習を積み、大きく成長することができました。自分を振り返っても、高校時代は音大進学を目指して必死に練習していた事を思い出します。多様な価値観がある現代ですが、音楽を通しての自己表現という目標は私たち音楽に携わる者にとって普遍的なものです。生徒のレッスンをしながら、自己を省み、さらに前進するという心が大事だと感じました。

Sendai

今日は事務仕事を午後までこなし、ステージマネージャーの大塚さん2人で仙台フィルの事務局に行き、7月に予定されている山響/仙台フィル合同演奏会の打ち合わせをして来ました。山響、仙台フィルとも長い歴史を持ちながら、合同での公演を行った事はごく一部を除いてはなく、今回のような大掛かりな公演は初めての事です。

マーラーの交響曲第二番「復活」は、弦楽器奏者だけで60名、木管楽器が19名、金管が23名、ティンパニを含む打楽器が7名、ハープが2名、オルガンの合計109名になります。そして100名の合唱と2人のソリストも加わり、指揮者も含めて212名がステージに上がるという、極めて大編成な楽曲です。会場が山形市民会館となっているのは、この人数をステージに乗せる事ができるのはここしか無いためで、しかもステージ全面に張り出しを作らなければなりません…

打ち合わせはリハーサルの設定や奏者の配置など、多岐に渡るもので、2つのオーケストラの規則なども異なることから、その調整も含まれます。これからもさまざまなミーティングを重ねて、初日のリハーサルまでに環境を整えてゆきますが、仙台フィルは素晴らしいオーケストラですし、スタッフにも優れた人材が豊富なので、今後の共同作業がとても楽しみです!