1985

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時には珍しいお話を…この写真は1985年8月1日に山形市民会館(7/31長井、8/2酒田)で行われた山響第50回定期演奏会のショットです。指揮は1983年に村川千秋氏の後を受けて常任指揮者に就任した渡部勝彦さん(在任期間1983〜1994年)で、写真の演奏はブルックナーの交響曲第四番「ロマンティック」です。ここに写っていて現在も在職しているのは、私(第2トランペット)、当時首席クラリネットの郷津さん、フルート首席の足達さん(この演奏会ではまだエキストラでした)、写っていませんがトロンボーン五十嵐さん、ティンパニ南さん、ホルン大和さんと奥様でヴァイオリンのゆり子さん、ヴァイオリン菖蒲夫妻(当時は結婚前)、蜂谷ゆかりさん(エキストラ)、降り番では打楽器三原さんの11人だけです。この時私は26歳…また、私の隣、第3トランペットの席には私と当時の第1トランペットだった鬼頭伸明さんとの共通の師匠である往年の名手、NHK交響楽団の福井 功先生です。先生はこの時N響現役の54歳、今の私とあまり変わらない歳なんですね…この頃はみんな若く、コンサートの回数や中身も今とは全く異なっていて、オーケストラの運営は今より大変でしたが苦しくも楽しい日々でした。写真からも今の山響の落ち着きとは違う勢いみたいなものが観て取れると思いますがいかがでしょうか…