Osaka

山響初の大阪公演が、多くの温かい聴衆の皆様に支えられ終了しました。

リハーサルが始まる前の午前中、大阪市内に住む従兄弟宅を訪ね、15年ぶりの再開を果たすことができました。あの時学生だった従兄弟の長女は今では36歳で一児の母で、一歳半になる可愛い娘の笑顔が印象的でした。残念ながら従兄弟のご主人はご病気が元で数年前に亡くなられ、私は親しくさせていただいていたのにお別れに行くこともできず、長い間気にかかっていました…みんなで昔の話に花が咲き、短い時間でしたがとても平穏な気持ちでホールに向かう事が出来ました。

本番は集客が心配でしたが、950人ほどの入場者があり、皆さんの温かな拍手と「良く来たね」と言っているような笑顔がとても印象的でした。中村紘子さんの演奏も説得力のあるヴェテランらしい音楽で、こちらも圧倒されました。ブラームスは流れの良さと山響ならではの美しい響きが出せたと思っています。終演後は今回のスポンサーである森下仁丹の社長さんを始めとするスタッフの皆さんや、大阪に住む友人たちとの打ち上げで盛り上がりました。明日は7時の新幹線で東京に移動です。

大阪の皆さん、本当にありがとうございました!

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