K.364・・・今回演奏した、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調のケッヘル番号です。
昨日の酒田にも増して犬伏、成田両氏のソロと、オーケストラの「協奏」がとても素晴らしく、今回の演奏会で最も成功した演奏でしょう。この曲を休憩後のメインプロに持ってきても良かったと思うくらいです。もちろん、交響曲第35番「ハフナー」も素晴らしかったですが、とにかく2人のソロが絶品でした。
「アマデウスへの旅」と題したこのプロジェクトも、もう6年目です。このあとは今年10月、来年2月と続き、そのあと2年で6回と、残すところ合計8回になりました。私は今年度で一足先に卒業ですが、10月のプログラムは出番が1曲もないらしく、2月はオーディションに合格した新人の試用期間にあたり、該当者が演奏するかもしれないので、そうだとしたら私にとっての「アマデウスへの旅」は今回が最後になりますね。でも、ここ数年は毎回が最後の演奏になっても後悔しないようにしているつもりです。「一期一会」の気持ちで最後まで音楽に接してゆきたいと思います。