山響では(他のいくつかのオーケストラでも)定期公演の最終日の翌日は「公休日」となっていて、疲れをとり、次回の演奏への準備をするための時間とされています。でも大概は(私の場合ですよ)午前中いっぱい寝て体を休め(アルコールが抜けるまでには・・・)午後からようやく人間らしくなる・・・という事が多かったです。最近は本番の翌日も事務局に出たりしていますが、個人的な所用もあり、今日は「閉店」です。昨日は本番が終わった後、19時から山形北高のトランペット専攻の生徒のレッスンを自宅で行いました。数日間ナチュラルトランペットを吹く時間がとても多かったので、レッスンのためにモダントランペットを吹いたら音色がナチュラルのままでした・・・耳が(本当の意味では「脳が」)ナチュラルのモードになったままで、モダンのモードには帰ってきていないんですね・・・来週はいよいよ仙台フィルとの合同でマーラーの「復活」です。今度はモダントランペットC管で19世紀的なサウンドを出すことが「仕事」です。オーケストラにいると音楽史の400年間くらいを行ったり来たりしますが、これが面白いところです!