end of september

暑かった9月も今日で終わりです・・・今日は午前、午後と置賜地方の高校生対象のクリニックが米沢興譲館高校であり、16時からは山形市内のライブハウスで生徒たちの発表会で自分もソロ(ピアソラのオブリヴィヨン)とデュエット(マンフレディー二の2本のトランペットのための協奏曲)を演奏し、楽しいひとときを過ごしました。その後は18時から市内の西部公民館に移動し、12月9日(日)に山形市民会館で行われる山形市民合同音楽祭で演奏する特別編成の吹奏楽団(市役所、山吹、一般参加の方々の合同による)のリハーサルを指揮・・・忙しかった9月を象徴するような1日でした。明日は山形市内、東根市でスクールコンサートですが、台風の進路が心配です・・・

Imoni

秋恒例の山響芋煮会です。ここ数年は9月と10月があまりに多忙で、11月に入っての開催が続きましたが、今年は一番良い時期に開催できました。前日までの天候が良くなく、心配していましたが暑いほどの日差しで、馬見ヶ崎近辺は芋煮を楽しむ多くのグループでいっぱいでした。これから本格的な秋ですね!

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Hard days

今月のオーケストラ業務が終わりました。一ヶ月28ステージ全てスクールコンサートでしたが、予想より厳しかったです。相方の井上さんが留学で不在のため、毎週エキストラが入り、それも客演の首席が入る場合と、自分がそこに座ることもあって、演奏のコンディションをうまく作るのが大変でした。また、例年以上の残暑が長引き、夏の疲れが今頃出てきた事もあり、とにかく疲れました…明日は恒例の山響芋煮会です。思いっきり楽しんでリフレッシュですね!
(写真は山形県内のカントリーロードを力走する山響楽器運搬車です)

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Asahi

今日は山形市西部にある西山形小学校と、午後はさらに西部の朝日町で町内小学生の合同スクールコンサートでした。朝日町は「りんご温泉」や「朝日町ワイン」で知られる静かな街で、特に今日は秋らしい柔らかな日差しと乾燥した風がとても心地よく、心静かに音楽に触れるには最高の環境でしょう。これから10月に入り、紅葉の季節がやってくるとこの朝日町はとても美しくなります。待ち遠しいですね!

on studio

朝9時からFM山形で「Sunday Prism」の収録です。毎回ほとんどこの時間に収録しますが、私も相方の大屋香里アナも朝は苦手で声の調子がいまいちイマイチです…今回は9月30日放送分を収録しましたが、10月6日の山響モーツァルト定期に関連した内容です。放送も朝7時からと早いですが、ぜひ聴いてください。ちなみに、iPhoneやスマートフォンをお持ちの方は「ドコデモFM」というアプリをインストールすれば日本中のFM放送を聴くことができます。お試しを!

収録が無事に終わり、これから福島に移動して本番です…

New week

今週は昨日のリハーサルに始まり、金曜日までスクールコンサートが9ステージです。今週は群馬交響楽団の第1奏者である太田恭史さんを客演首席にお招きして、私は定位置のセカンドです。太田さんはこれまでにも何度か客演していただいているので、山響にも自然に溶け込んでいます。今週も県内県外と回りますが、どんな演奏になるのか楽しみですね。

equinoctial

「彼岸」は、春分と秋分を中日都市、その前後3日間合わせた7日間の事ですガ、これも仏教としては日本独自のものです。毎年この時期は多忙を極めていて、彼岸らしく過ごすことはなかなか出来ません。先週は彼岸前なのに「お盆前」のような暑さでしたが、急に涼しくなり雨にも恵まれてようやく秋らしくなりました。落ち着いて音楽を楽しむ季節になってきましたね。

Pitch

さて、ピッチの続きでした。アメリカのオーケストラ奏者が演奏するトランペットの音に魅せられた私は、色々なレコードを集め、金管楽器のサウンドを聴きながら、どうしたらあのような音が出るのか悩みながら練習に励んでいました。そうするうちに金管だけでなく木管楽器の音にも国ごとで大きな違いがあることに気が付きました。それは特にオーボエやバスーンなどのダブルリード楽器で顕著で、例えばベルリンフィルとフィラデルフィア管を比べるとまるで別の楽器のように聴こえます。トランペット奏者としてはアドルフ・ハーセスが私にとって最も尊敬する奏者ですが、自由な吹きっぷりでオーケストラに色彩感を与えたフィラデルフィアのギルバート・ジョンソンも大好きで、この二人が子供の頃からの目標になりました。そして、そのフィラデルフィア管弦楽団の木管セクションも大好きになり、当時の首席オーボエ奏者だったジョン・ド・ランシーの演奏からも音楽的なアイディアをたくさん得ました。一方、多くの人が絶賛するベルリンフィルを始めとするドイツ語圏のオーケストラはどうしても管楽器の音が私には抵抗があり、特にロータリートランペットの音が好きになれず、オーボエもヴィブラートがかかりすぎていて甲高く聴こえ、ホルンはトランペットのような明るい音に感じ、どうも好きにはなれませんでした。それと、何と言ってもドイツのオーケストラはピッチが高く、レコードなども最後まで聴いていられなく、自然と敬遠するようになってゆきました。(つづく)