Overwork

今日は忙しかったです・・・朝9時からFM山形の追加収録、仙台市内でスクールコンサート、そのあとアップルストア仙台一番町で先日購入したiPhone5のAppleCare加入手続きを済ませ、山形に戻り山響事務局に出て、19時からは山形市役所ウィンドアンサンブルのリハーサルを指揮(13日が本番です)・・・仙台からの帰りはとても眠かったです。9日は福島市内に行きましたが、帰りの東北道で村田ジャンクションを通過してしまい、仙台南インターで乗り換えて戻ってきた事がありました。その時も国見インターから東北道に乗り、村田ジャンクションで山形道に入ることはわかっていたのですが、菅生SAまで間違いに気づかず、「あれ・・・なんで菅生が出てくるんだ?」と、そこで初めて気づきました。これはドライバーとしてまったくダメで、よく事故を起こさなかったと思います。村田ジャンクションを通過してしまった記憶がないなんて、そんな疲労度が高い状態で運転してはいけません・・・今日は大丈夫でしたが、過労運転ではもし自分以外の要因による事故が起きた場合、対応しきれないかも知れません。蓄積した内臓脂肪のような慢性的な過労を、少しでも減らしたいですね・・・

Crop

秋らしい、爽やかな風・・・でも春の陽光とは違い、晴れた日でも日差しが遠くから来ているような感じがします。こんな季節が私は大好きです。一年中10月だと良いのに・・・と思うくらいです。

体育館でのスクールコンサートも、気持ちよく演奏できるようになりましたし、オーケストラのサウンドも軽やかに空気を纏う・・・楽しい瞬間です。それにこの季節は実りの秋! おいしさ満点の山形が充実する季節です。新米、新蕎麦、果物・・・とっても楽しみです!

New week

昨日午後に山形に戻り、15時から自宅で生徒のレッスン(東京を出たのが11時前位だったので、15時からのレッスンに間に合うかどうか心配でしたが、楽勝でした)をして、17時からは1週間後に迫った「けやきの森ブリティッシュブラス」のリハーサルを指揮しました。今回のプログラムは少し変わっていて、ブラスアンサンブルの名曲であるクリス・ヘイゼル作曲の「猫の組曲」などが組み込まれていて、ソリストは学生時代からの大親友である西田 宏さんが登場し、モンティの「チャルダッシュ」をチューバで(!)演奏してくれます。東京から戻るときに西田さんを乗せて来ることが出来、予定外だったソリスト合わせのリハーサルをすることができました。長い間人生をともに過ごしてきた友と山形で共演できるなんて(しかも、指揮者とソリストとして)嬉しい事です。今回の演奏会は多くのお客様にチケットをお買い求めいただいているようですが、めったに聴けないチューバのソロを楽しめる貴重な機会です。ぜひご来場下さい!

けやきの森ブリティッシュブラスバンド 公式サイト

http://keyakibbb.com

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Impression

昨日は相馬市でのリハーサルのあと、車で東京を目指しましたが、連休中の渋滞にはまってしまい、17時30分〜18時に到着すると予想していたのに、20時ちょうどに新宿のMUJ本部に着きました。大遅刻でしたがオーケストラ協議会の会議に久しぶりに出席し、いろんな話が出来ました。ここの仲間達は毎日オーケストラで共に演奏している山響の楽団員と同じか、時にはそれ以上に大切な友人達です。団体交渉、労働争議や訴訟(最高裁までの争いをサポートしていました)調停などで他のオーケストラの交渉に出席したり、文化庁の所轄の役人達とも毎年タフな話し合いを重ねてきましたが、オーケストラ協議会の役員達はとにかく結束力が強く、しばしば激しい議論を展開したりもしましたが、いつも助け合いの精神が浸透していました。これって、アンサンブルみたいなもんですよね・・・6日の記事で、山響のモーツァルト定期を聴きながらも、そこへの自分の存在について必ずしも積極的ではない感を持ったことを書きましたが、近い将来MUJやオーケストラ協議会と関わることが今以上に少なくなったり、なくなってしまったりした時の方がオーケストラ奏者でいることを止めるよりも寂しく感じるかも知れません・・・会議やその後の飲み会で、みんなで真面目な話から馬鹿話まで、渋滞の疲れをいつしか忘れるほど楽しく過ごしました。明日からの週は自分が1stに入ります。良い日々になるよう、がんばりたいですね。

Soma

日曜の朝、いかがお過ごしですか・・・と大屋アナのMC で始まる私の番組「Sunday Prism」は、自分で放送を聴くことがあまりありません・・・放送後にもらう記録CDで聴くことがほとんどです。リスナーの方々からもご指摘があるように、日曜の朝7時はとにかく早いですよね。でも、今日は仕事のために早起きし、久しぶりの放送を聴きました。ゆっくり話しているつもりでも、やはりまだ急いでいる感じですね・・・もう少し変えてみます。

今日は福島県相馬市に向かい、向陽中学校で吹奏楽との協奏曲のリハーサルです。今月の21日に向陽中学校の体育館で開催される「ジョイフルコンサート」でソリストとして私が演奏する事になり、6月に山形北高吹奏楽部の定期演奏会で演奏したアルチュニアンの協奏曲を今回も演奏します。向陽中学校吹奏楽部は、全国大会でも金賞の常連校で、震災後も積極的な演奏活動を続けている素晴らしいバンドです。当初の予定は本番前日のリハーサルだけでしたが、今日は私の意思でボランティアとしてリハーサルとレッスンをする事になりました。相馬市は原発も近く、海岸線沿いは懸命の復旧工事が行われていますが、まだまだ時間がかかります。音楽をともにする事で少しでも生徒達が楽しい思いをしてくれればと、気持ちを込めながら演奏しました。

Amadeus

モーツァルト定期が終了しました。初期の13番、15番と最後のピアノコンチェルトである27番という面白い組み合わせで、モーツァルトが生きていた時代、自分で行う演奏会ではこういう組み合わせは行わなかったと思います。私は演奏の出番はありませんでしたが他の仕事が忙しく、本番でようやく少し山響の演奏を聴くことができました。来年度からは毎回こんな感じなんでしょうね。本番は弦楽器のクリアーな響きと管楽器のソリストたちの妙技がとても楽しく、すばらしいオーケストラだと感じました。ただ、不思議と「あの中で一緒に演奏したい」とは思いませんでした。また、スケジュール調整に数年かかり、今回ようやく出演が実現した小菅 優さんの演奏も素晴らしく、静かで自然体のお人柄と併せて、とても魅力的な演奏家と感じました。将来また違ったレパートリーで再度の共演をお願いしたいです。

主演後はマエストロ飯森と共に山響ファンクラブのイベントに参加し、トークショー(なのかな)と会食を楽しみ、アマデウスへの旅を終えました。この旅も残すところあと7回、何となく終点が見えてきたような観があります。

2011/10/5….1982/10/4

昨年の今日はスティーヴ・ジョブズが亡くなった日です。早いものでもう一年・・・彼は仏教徒、しかも私と同じく曹洞宗の宗徒でした。今頃はのんびり過ごしているのでしょうか・・・いや彼のことだからクパチーノのアップル本社に毎日のように出入りしているかも知れません。彼の死後、アップルはアメリカで1番の企業となり、そればかりか史上最高の企業とも言われています。この勢いがいつまで続くかはわかりませんが、創業者がいなくなっても成長を続けた会社はディズニーなどたくさんあるので、おそらくこれからもアップルは大丈夫でしょう。


もう一つ、昨日10月4日はピアニストのグレン・グールドが1982年に50歳の若さで亡くなった日です。今も元気であれば80歳ですが、きっとピアノの演奏は止めて指揮者になっていたのではと思っています。私は彼のピアノ演奏がとても好きで、バッハはもちろん、少し変わったモーツァルトや叙情あふれるブラームスなどを聴くことが今でも生活の一部になっています。FM山形の自分の番組でも、グールドの演奏をいつも音源に使用しています。


ジョブズとグールド、この2人はいつも人と違う発想をし、常に新しいものにチャレンジするという点でとても共通するものがあります。ともに50代で亡くなりましたが、普通の人の何倍も内容がある人生を送ったんだと思います。仕事で辛いことがあるとジョブズの発言を思い出したり、グールドの演奏をジョブズが作ったMacやiPhoneで聴いたりすると、不思議と元気が出たり癒やされたりします。私もいつか彼らのように多くの人々に影響を与えられるような人間になりたい・・・と昨日、今日と気持ちを新たにしています。


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Tromba

これはイタリア語でトランペットの事です。音楽で使われる用語はイタリア語がほとんどで、その大半は日常の会話に入り込んでいます。例えば、憂鬱な気分で何もやる気が起きない時は「今日はペザンテだ…」とか、女の子が髪を結うことを「レガートする」というように、普通に使われている語法を考えれば、音楽を表現するための助けになると思います。

そんなふうに、いつもは忙しくて思い出せない事も、このリハーサルでは記憶が脳の奥底から戻ってくるかのように浮かんできます。それは…出番がなくってオヤスミだからですよ。弦楽器のみんなには恨まれていますが、オーケストラは何百年も前からそういうものです。出番の数に応じた給料を払うように、という意見もありますが、それでは日雇い労働者と同じです。まあ、私のサイトでは「炎上」になるような議論はNGですが、基本的に交代勤務が成り立ちにくい状況では、仕事の出番にある程度の差が出てくる事は避けられないですね…

話がそれましたが、モーツァルトはトランペットをあまり好きではなかった、と伝えられています。今回のプログラムはどれも清楚かつ繊細で、空間に拡がる響きはとても美しいと思います。

on tour “Amadeus”

夜中までかけて書いた放送台本で、今日の収録も無事に終わりました…スタジオに入るのはほとんど朝9時からなので、きちんと声が出るように前の晩は禁酒です。今日は10月7日、14日放送分を録ったのでぜひ聴いて下さい。

収録後は山響事務局に戻り、あれこれ仕事をして山形駅まで飯森さんを迎えに行き、午後からモーツァルト定期のリハーサルです。今回はトランペットやティンパニは出番がなく、お休みです…と言っても私はGMとしてリハーサルを聴いておかなければならないので、文翔館に顔を出します。モーツァルト定期もすでにかなりの曲を演奏し終え、まだ遠くではあるもののゴールが見えて来ました。あと2年、ファイナルの演奏会はどうなるのか…とか思いながらリハーサルを聴いていました。

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office

久しぶりに朝からビジネスマンモードです。急に涼しくなり残暑の疲れが出たのか、一日中体が怠く、いくら寝ても寝足りないくらいです(毎日5〜6時間しか寝てないので尚更です)明日はFMの収録もあり、原稿も書かなければならず、今夜も睡魔との戦いです…