12月最初の仕事は歌手の八神純子さんとのコラボによるコンサートです。今日はリハーサルでしたがピュアな歌声は健在で、やはり美しいメロディーはいつまでも心に残るものですね。八神さんの音楽を初めて聴いたのは高校生の時で「思い出は美しすぎて」のボサノヴァ調にとても惹かれました。今回はオーケストラのアレンジを新たに作成するために、私の友人で作曲家・編曲家の中原達彦さんにオーケストレーションをお願いしました。中原さんは2004年秋にヴォーカルユニットの「CHEMISTRY」が東京フィルとのコンサートを行った際にアレンジを担当し、絶賛されたことから、いつか山響でもお仕事をお願いしたいと長い間考えていました。今回もとても繊細で素晴らしいアレンジをしていただき、飯森監督、八神さんにも大変喜んでいただけました。私が演奏するのは前半のミュージカルナンバーだけですが、今回は中原さんにアレンジをお願いすることができた、というだけで充分ですね。本番は明日、明後日と2日間ですがとても楽しみです。