During work

今月の山響はリハーサルと本番が合計で11日で、目の回る忙しさだった2月と3月とのギャップが激しいものの、つかの間のお休みモードです。GMとしては新たな事務局で進める仕事がたくさんありますが、生徒のレッスンや山響以外のリハーサルや本番も今月はいくつか重要なものもあります。

もう20年以上講師としてレッスンに通っている山形北高音楽科では、17年前から4月に新3年生が全員出演する「ソロとアンサンブルによる演奏会」が開かれていて、今年も来週月曜日の16日の18時から山形テルサで行われます。音楽科では6月に定期演奏会がありますが、今月の「ソロアン」とよばれる演奏会では3年生が各自のソロやユニットごとのアンサンブルで研鑽の成果を披露します。私の生徒もトランペットソロで出演しますが、高校2年の秋頃からこの演奏会までの間にたくさんの練習を積み、大きく成長することができました。自分を振り返っても、高校時代は音大進学を目指して必死に練習していた事を思い出します。多様な価値観がある現代ですが、音楽を通しての自己表現という目標は私たち音楽に携わる者にとって普遍的なものです。生徒のレッスンをしながら、自己を省み、さらに前進するという心が大事だと感じました。

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