メサイア(モーツァルト版)の演奏が終わりました。会場には数日前まで仙台フィルの定期公演を指揮されたバッハ演奏の権威であり、佐々木正利先生の師匠であるヘルムート・ヴィンシャーマン教授もお見えになり、オーケストラにも緊張感が走ります。トランペット奏者的にはヘンデル版の方が良いと思いますが、管楽器が増えた事で柔らかな厚みが増し、バロック音楽のキレとシャープさは失われたかもしれませんが、古典派の宗教曲らしさが出ていたのがやはりモーツァルトの頭の良さかなと感じながら演奏を聴いていました。(39曲中6曲しか出番がないんです。みんなの演奏を特等席で聴けるんだから曲休みも悪くないですよ)合唱、独唱も素晴らしく、山響の弦楽セクションの美音も印象的でした。それにしても、35歳の生涯で700曲以上作曲したモーツァルトは多忙な中、こんな仕事もしていたんですね。…
きっと今頃は…
モーツァルト: 先生(^-^)/僕が編曲した先生のメサイア、いかがだったでしょうか…
ヘンデル: ( ̄ー ̄)…
こんなんだったりして…
本当に素晴らしい演奏会、ありがとうございました。
今回私は合唱団員として共演できて、とても幸せ(*^^*)♪でした。
ステージ上で、いつものコンサート以上に山響のサウンドを満喫できました。合唱団が良い演奏ができたのも、素晴らしいオーケストラがしっかりと導いてくださったおかげと、心から感謝しています。
トランペットの出番が少なかったのはやはり寂しかったけど、それだけに「ハレルヤ」や「アーメン」を歌っているときにそのサウンドが聴こえてきたときは、とても感激でした。
オーケストラの方々が演奏される後ろ姿がとっても素敵で、ついつい見とれてしまう場面も…(((^^;)
長時間にわたる演奏会でしたが、山響の方々と一緒に音楽を創ることができたこと、かつて一緒に歌っていて、現在はプロとして活躍している仲間達がソリストとして共演できたこと、それにヴィンシャーマン先生に演奏を聴いていただけたことなど、嬉しいことがたくさんあり、本当に充実した素晴らしい音楽体験ができました。
本当に幸せでした。ありがとうございました。