昨年の今日はスティーヴ・ジョブズが亡くなった日です。早いものでもう一年・・・彼は仏教徒、しかも私と同じく曹洞宗の宗徒でした。今頃はのんびり過ごしているのでしょうか・・・いや彼のことだからクパチーノのアップル本社に毎日のように出入りしているかも知れません。彼の死後、アップルはアメリカで1番の企業となり、そればかりか史上最高の企業とも言われています。この勢いがいつまで続くかはわかりませんが、創業者がいなくなっても成長を続けた会社はディズニーなどたくさんあるので、おそらくこれからもアップルは大丈夫でしょう。
もう一つ、昨日10月4日はピアニストのグレン・グールドが1982年に50歳の若さで亡くなった日です。今も元気であれば80歳ですが、きっとピアノの演奏は止めて指揮者になっていたのではと思っています。私は彼のピアノ演奏がとても好きで、バッハはもちろん、少し変わったモーツァルトや叙情あふれるブラームスなどを聴くことが今でも生活の一部になっています。FM山形の自分の番組でも、グールドの演奏をいつも音源に使用しています。
ジョブズとグールド、この2人はいつも人と違う発想をし、常に新しいものにチャレンジするという点でとても共通するものがあります。ともに50代で亡くなりましたが、普通の人の何倍も内容がある人生を送ったんだと思います。仕事で辛いことがあるとジョブズの発言を思い出したり、グールドの演奏をジョブズが作ったMacやiPhoneで聴いたりすると、不思議と元気が出たり癒やされたりします。私もいつか彼らのように多くの人々に影響を与えられるような人間になりたい・・・と昨日、今日と気持ちを新たにしています。
本当の影響力って、その人がその場を去ったときに、初めて分かるものなのかな…今日のSatohさんのEssayから、そんなことを感じました。
ジョブズやグールドはこの世を去ったけれど、彼らが遺したものが、他の人に受け継がれたり、共感されたりしながら存在し、成長していることからも、その偉大さが感じられます。
Satohさん、応援してます。
ジョブズ、グールド僕も大好きです。
ゴールドベルク変奏曲に、いつも癒されています。
ちなみに、僕は「Der Buchstabe」の影響力大きいです。
先生、陰ながら応援しています!
Zahntechnikerさん・・・Tさんですね! コメント&応援ありがとうございます。グールドの新リマスタリング盤が出ましたよね。イギリス組曲とフランス組曲、平均律は
LPレコードしか持ってなかったので、CD買って聴き直し、あらためてグールドの凄さを実感してます。演奏家としての立場から聴くと新たな発見があったりして
楽しいですね。また飲みに行きましょう!