今日はほぼ1日通常勤務で、少し早めに退社して髪を切りに行きました。昔はいわゆる「理髪店」に行っていたのですが、2005年くらいから自分に合うスタイリストさんがいるお店を見つけ、その方が独立してオープンし、現在では県内外に店舗を持つヘアサロン「ekururu」に通うようになりました。20代や30代の頃と違い、髪質も少しずつ変わってきます。医学的には毛髪は皮膚の延長なので、皮膚に悪いことは当然、髪にも良くありません。良質のタンパク質やコラーゲンなどを摂ることが望ましいのですが、いつも理想的な食事ばかりではないですよね・・・それから、シャンプーやコンディショナー、スタイリング剤もできるだけ良いものを使うことが大切だと教わりました。そのおかげで若い頃に比べ、髪は多少細くなりましたが、弾力や強さ、本数は歳の割には優秀な方だと思います。もちろん、毎日多少のストレスはありますが、美味しいお酒を飲み、ぐっすり眠れば問題ありません。
今日はカラーリングのリタッチ(伸びた髪の根元にカラーを入れる)と、全体を軽くカットしてもらい、心地よい時間を過ごしました。外に出ると軽くなった髪に夜の冷たい風が絡み、ひんやり感が新鮮でした・・・特に女性の方で良いヘアサロンをお探しの方にはオススメのお店だと思います。
ekururu http://www.ekururu.com
5日と6日に行われた「かみのやま温泉開湯555年記念 山響スペシャルコンサート」は、両日ともほぼ満員のお客様に山響の演奏を楽しんでいただき事ができました。26日と27日には赤湯温泉でも同様のコンサートがあります。地域振興のためにもこのようなコンサートが増えてゆくと良いですね!
今日と明日は上山市体育文化センターエコーホールで、かみのやま温泉開湯555年記念山響スペシャルコンサートです。会場のエコーホールは私が常任指揮者を務める「けやきの森ブリティッシュブラス」の本拠地で、これまでたくさんの演奏をしてきました。山響がこのステージで演奏する事はほとんどありませんが、今回は山形県と上山市、かみのやま温泉との共催で地域の方々や観光客の皆さん、そして震災で山形県に避難している方々を主な対象としてこのコンサートが企画されました。
ところで、山響に関する情報は山響ホームページで発信していますが、4月の新年度を目標にホームページのリニューアルを検討中です。また、動きの速い情報などもたくさんあることから、より多面的な情報発信を行うためにFacebookも活用することになり、今日からスタートしました。公式ページの充実と合わせて、新鮮な情報をタイムリーに発信してゆきたいと思います。Facebookのアカウントをお持ちの方は、ぜひアクセスしてみて下さい。
http://www.facebook.com/yamagatasymphony
午前中は鶴岡から戻ってFM山形で収録です。今日は2月10日と17日の放送分を収録しました。10日分は16日のモーツァルト定期で演奏する「大ミサ曲」を中心に、17日分は作曲家として若い時期のドヴォルザークと、最晩年のマーラーを取り上げました。やはりオーケストラ曲の比重が多くなりがちなので、来月からは室内楽や声楽なども積極的に取り上げようかと考えています。リクエストも受け付けていますので、聴いてみたい曲があったらFM山形もホームページからメールをお願いします!
「節分」とはもともとは四季の変わり目を指すような意味だったそうですね。今では2月3日の事を指すようになっていますが、立春、立夏、立秋、立冬の前日が本来の節分との事です。昨年の今頃はもの凄い積雪で、車が全部雪に覆われたこともありました。
鶴岡音楽祭の本番は、鶴岡南高校の吹奏楽も地域の皆様による合唱もとても素晴らしく、釜洞祐子さんのソプラノも美しく輝いていました。会場の鶴岡市文化会館は、今年の12月まで使用した後は解体され、3年後に新たなホールとして生まれ変わります。それまでの間、音楽祭と山響の鶴岡定期は会場を変えて継続されます。写真は鶴岡市内の「天花」という食堂です。ホールの近くにはコンビニや軽食が食べられるお店がないので、よく食べに行きます。お店は昭和の雰囲気そのもので、懐かしさにあふれています。ラーメンはさっぱりとした味わいで、それでいて物足りなさはなく、とても美味しいです・・・
昨日はとても暖かな気候でしたが、昨夜から庄内地方は強い風と吹雪で、「立春」とはほど遠い雰囲気です。本番後の山形自動車道は圧雪凍結で、慎重な運転が要求されますが、雪道を走るのはスキーをしているようで楽しいですね・・・
毎年恒例の「鶴岡音楽祭」が今年もやってきました。昨日は山形でオーケストラのみのリハーサルでしたが、今日からは鶴岡に移動し、ソリストやゲストとのリハーサルも行っています。今回は今年度の全日本吹奏楽コンクールに出場した鶴岡南高校吹奏楽研究会と山響の合同によるチャイコフスキーの交響曲第4番第4楽章の演奏や、日本を代表するソプラノの一人である釜洞祐子さんとの共演もあり、盛りだくさんの内容です。今日はまるで4月を思わせるような暖かな天気でしたが、明日からは再び冬型が到来するようです。天気が悪くなってもたくさんの方々に聴いていただきたいですね。
2月になりました・・・今月、私は3つの公演に出演します。3日に鶴岡市で行われる「鶴岡音楽祭2013」と10日(新庄)11日(山形)で行われるファミリーコンサートです。鶴岡の本番は2曲しか出番がありませんが、ファミリーコンサートでは首席が不在になるので私が代理を務めます。そのあとは今月の予定はなく、来月は8、9(山形)10(酒田)の第227回定期演奏会が定期としては最後になり、17日の山形県民会館開館50周年記念公演と、30日の映画音楽をメインにしたコンサートが本当のファイナルステージです。つまり、あと8ステージですね。いよいよカウントダウンに入った感じでしょうか。演奏とリハーサルのない日は4月からの事務局改変にむけた作業がとても多いので、こちらも大変ですが、毎日を楽しみながら過ごせたら嬉しいですね。
今月最後の日はレッスンと事務仕事でした。今年の大学受験に挑戦する生徒は、推薦入試で早々と進路が決まり、毎年これからラストスパートに入る時期ですが、教える立場としても今年は楽です。不況が長く続いた影響で、勉強に相応の資金が必要な音楽の勉強や、大学進学を断念する家庭も多く、将来プロとしての後継者を育成してゆくのも不安が伴います。新しい政府は強い経済を標榜していますが、それが個人の生活を上向かせるまでにはかなりの時間を要するでしょう。文化を維持してゆくためにも経済的な状況が早期に好転するよう、期待したいものです。
あっという間に1月も30日…今月もよく飲みよく働きました。飲み過ぎかな…午前中、事務局に出たら健康診断の結果が届いていて、見てみると一部の数値が悪くてちょっとガッカリです。3月で手術を受けてから3年になるので、これを機会に内臓のクリーン化と体の絞り込みを再び始めようと思います。美味しいお酒と食事も健康であればこそですからね。もちろん、良い仕事をするためにも。
三日間のタフなレコーディングセッションが終わりました。これまでのセッションは二日間で仕上げていましたが、今回はたっぷり時間をとり、余裕をもって収録する事ができました。先日の定期で素晴らしい演奏を聴かせてくれたワーグナーチューバ隊は、今回さらに集中度の高い音楽を出してくれ、数あるブルックナー7番のCDと比較しても最高ランクの出来栄えです。収録したテイクの数は200以上にもなり、上手く行かなく何度も演奏しなければならない時でも、マエストロ飯森はリラックスした雰囲気を漂わせ、楽員を信じている感じが伝わってきます…
私が始めてレコーディングを経験したのは学生時代でしたが、クラシックではなくてカラオケを作る仕事だったと思います….よく覚えていませんが。クラシックの仕事は1982年、東京佼成ウィンドオーケストラのレコーディングでした。スタジオに入りストラヴィンスキーのサーカスポルカ、バーバーのコマンドマーチ、サン・サーンスのマーチでトランペットとコルネットを演奏したのは良く覚えています。隣の席には長くベルリン・ドイツ・オペラに在籍し、帰国したばかりの田宮堅二さん(現在は桐朋学園大学教授)がいて、休憩時間には奏法や音楽についてたくさんアドバイスを頂いたりしました。
山響に入ってからはレコーディングよりテレビの収録が今よりとても多く、90年代初期は定期を毎回収録して放送していました。今でもビデオテープが残っていますが、懐かしい顔や自分の若さに吹き出しそうになります。
飯森さんが2004年に着任してからは本格的なレコーディングが増え、山響の新しいサウンドが広く知られるようになります。オーケストラのスキルを上げるには、レコーディングとツアーをたくさんするべきだと言われますが、マイクの前で演奏し、ディレクターにダメ出しされ、プレイバックを聴いて納得し再び演奏することを繰り返すと確かにアンサンブルの精度は高まります。また、プレッシャーのかかるパッセージを自分が上手く演奏できても誰かのミスでやり直す事も良くありますが、そんな時でも寛容さとタフな神経が要求されます。
これまでたくさんの曲をレコーディングしてきましたが、私にとっては今回のセッションが最後です。いつもベストを尽してはいますが、自分の全てを出し切るつもりで演奏しました。素晴らしい山響の演奏の中から私の渾身の響きを見つけてくれると嬉しいですね…
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