千葉市立稲毛小学校でのワークショップです。ヴァイオリン、ファゴット、トランペットによるアンサンブルや楽器、オーケストラのお話し、質疑など生徒たちと楽しく過ごした1時間でした。楽器体験では6年生の男子児童が初めてなのにトランペットから良い音を出し、みんなビックリ!きっとトランペットを練習したら上手くなるでしょうね…
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Drive
例年3〜4週にわたって開催される文化庁主催の学校公演「次代を担う子供たちへの文化芸術体験事業」は、前説とも言える事前のワークショップとその後の本公演の二つからなっています。私もかつてワークショップには何度か行ったことがありますが、時々インフルエンザやノロウィルスで学校が閉鎖される事もあり、必ず公演は年度内に実施しなければならない事から(予算消化のため)新たなスケジュール調整がとても大変です。12月に予定されていた千葉県内でのワークショップがノロウィルスによる閉鎖のために延期になり、スケジュール調整が困難になっていましたが、明日8日に何とか開催できる事になり、今週演奏しない私、ファゴットの髙橋あけみさん、ヴァイオリンにはエキストラの駒込 綾さんをお願いし、千葉まで移動です。本来はJR移動ですが、譜面台やデモ用の楽器、機材一式があり、こういう場合は公用車を使うように文化庁から指導がありますが、山響の公用車はライトバン一台で、今日からのリハーサルと本番に使用するためにワークショップでは使えません。自家用車の使用は禁じられているのでレンタカーをチャーターしての移動になります。官公庁でも公用車が足りない場合はレンタカーを使いますが、山響では楽器運搬トラックが小型だったり、公用車が一台しかなかったりするのでレンタカーの使用が多くなりがちです。自分のゴルフとは全く違う日本車のミニバンは運転がとても怖いです…それでも無事に千葉市に着き、いつも通りの飲み会が今日も繰り広げられています…
Cold days
毎日寒い日が続きます・・・故郷の北海道ではマイナス30度を記録した地域もあり、例年よりも寒波が厳しいようですね。昨年はあまりの積雪に辟易しましたが、今年は早々と低温が続き、インフルエンザやノロウィルスも猛威をふるっていることから、健康管理には十分な注意が必要です。
今日は午後からワークショップで演奏するアンサンブルのリハーサルをして、明日からの仕事の準備に追われた1日でした。明日は移動日で千葉まで行き、明後日がワークショップです。その後に行われる本公演に私は参加しませんが、文化庁公演は卒業したと思っていた私にとって、思わぬ楽しみが増えました。
(写真:私の実家がある北海道名寄市内の模様です。これは12月中旬の写真ですが、凄い積雪です)
Reunion
on works
今日から仕事始めです。午前中は上山市エコーホールで上山市民新春祝賀会があり、けやきの森ブリティッシュブラスが演奏し、私が指揮しました。いつものコンサートとは違い、重厚な雰囲気に包まれた会場ですが、けやきのブライトなサウンドが新春らしい華やいだ空気を創ってゆきます。終演後はレセプションがあり、各界の名士の方々と懇談することができました。
午後は市内の公民館に移り、来週に迫った文化庁公演のワークショップのためのリハーサルをしました。ファゴット、ヴァイオリンとのトリオは以前にも演奏したことがあり、楽しくリハーサルできました。そのあとは楽団事務局に出て、職員の皆さんに新年の挨拶を済ませて事務仕事・・・こんな感じで2013年のお仕事は始まりました。始まったと思ったらいきなり忙しいです!
The end of a holiday
年末年始のお休みも今日まで…実際の休みは5日間でしたが、いつもよりは休めたと思っています。お正月を北海道の実家で過ごさなくなってもう10年くらい経つでしょうか…子供の頃は石炭ストーブがあり、その上で餅を焼いたりしたものです。また、元旦からスキーに行ったり、よく遊びましたね。今年は大荒れの天気で大変そうですが、冬の北海道はやはり好きですね。いつか長い休暇を取ってのんびり過ごしたいな…
明日は仕事始め。上山市の新春祝賀会にけやきの森ブリティッシュブラスが出演します。今年は指揮で仕事が始まります!
January
Happy New Year 2013
December
都合によりしばらくお休みさせていただいた私のサイトですが、今日より再開いたします。12月はあまりに忙しかったためにこちらを更新する時間がなく、毎日連続していた更新も途切れてしまいました。しかしこれはあくまで自分のエッセイなので、自分が書きたいと思ったときに書けば良いだけのことで、これからは自分のペースを崩さず、他の事を考えすぎないように気楽にしてゆきたいと思います。
12月で印象に残る事と言えば、やはり15,16日の第225回定期演奏会でしょう。私のオーケストラ生活で最も多くの日々を共にしてきた創立名誉指揮者、村川千秋先生との再会は特別なものでした。山響創立40周年の最後を飾る素晴らしい演奏会であったと同時に、あと3ヶ月でステージから降りる私にとっても忘れることのできない演奏会になりました。
2012年は演奏と兼務しているGMの仕事が昨年よりも大変忙しくなった年ですが、オーケストラでの演奏、北高やプライベートのレッスン、指揮活動など音楽の仕事も大変充実していた一年でした。GMとしては7月の感動的な「山響・仙台フィル合同演奏会」を仙台フィルのスタッフと共に創り上げたことが思い出されます。指揮活動ではやはり「けやきの森ブリティッシュブラス」のレベルが上がってきたことや、12月の市民合同音楽祭での山形市民による合同吹奏楽団を指揮して素晴らしい演奏ができたことなどが印象的です。2013年の仕事は、1月4日の上山市民新年祝賀会で「けやき」を指揮することで始まります。来年はトランペット奏者としての演奏会よりも指揮者としての演奏が多くなるでしょう。しかし、オーケストラでの演奏を止めてしまっても自分が音楽家であることには変わりません。GMとしての仕事にも音楽家としての専門的観点が必要ですし、それでなくては自分がGM職に就く意味がありません。より広い視野を持ち、多くの経験を積むことが引き続き必要だと思っています。来年がどんな年になるのか、自分がどのように毎日を創ってゆくのか、考えると興味が尽きません。
このエッセイを読んで下さっている皆さんにとって、来年がより素晴らしい年になるよう、心より願っています。
Stage Technician
コンサート2日目も素晴らしい演奏で、今回の企画は大成功でした。今年は夏に渡辺真知子さんとのコラボもあり、山響とJ-popとの新たな可能性が拓けた年でした。終演後はいつものコンサートよりも大がかりな舞台装置(音響機器や電気楽器など)の撤収作業を手伝い、23時頃ようやく帰ることができました。あまり知られていませんが、ステージスタッフの仕事は本番が終わってからが大変で、特に今回のような「異種格闘技」的なコンサートの場合はなおさらです。GMとしてはいつもステージスタッフの仕事をする必要はないのでしょうが、現場で起きていることをきちんと把握しなければならないので、今回は最後まで作業を手伝い、スタッフの動きを見ていました。裏方(と言われますが、もう少し適切な言い方があると思います・・・英語では「Stage Technician」です)がきちんとした仕事をしないと、当然演奏も上手くいきません。スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。明日は文翔館でリハーサルですね・・・