蔵王で開催されているワールドカップジャンプでは、高梨さんが圧倒的な力量を示してくれました。オリンピックまでぜひこのコンディションを保って欲しいですね。
今日は仕事で米沢に来ました。山形周辺は雪が降らず、ドライな寒さが続いていましたが、山形から30キロほど南下した高畠あたりから世界が変わります。米沢は湿った雪が降り、既にかなりの積雪量もあります。同じ山形県内でも地域によって気候は大きく異なりますね…
阪神・淡路大震災から19年が経ちました…その日の山形もとても寒く、前日仕事先から車で深夜に戻る途中、雪と氷に悩まされた記憶があります。
当時はインターネットもほとんど普及しておらず、情報の伝わり方が今とは違いましたが、東日本大震災でもネットワークがダウンしてしまい、自然の猛威にはお手上げなのかも知れません。
しかし、いつか確実に来ると言われている東海地震や南海トラフ、そして関東地震。また、東北で再び大地震が起きたら原発の状況は壊滅的なものになるでしょう。災害や異常気象など、何か起きる度に「想定外」と言われますが、今の状況は「何でもあり」なので、あらゆる想定をしておかなければなりません。オリンピックも良いでしょうが、いのちを守る事をもっと考えなければ、と阪神地域と東北に黙祷を捧げながら思っていました。
スキージャンプワールドカップ、フライングヒル(HS200)は、オーストリアのタウプリッツで11日、12日と2試合開催されています。11日は41歳のベテラン、葛西紀明さんが優勝しました。12日は現在試合中です。葛西さんは私が生まれた北海道名寄市の隣にある下川町の出身で、子供のころからジャンプスポ小で才能を磨き、「カミカゼカサイ」として世界的に有名になります。オリンピックでの金メダルはありませんが、今季はとても好調なのでぜひ金メダルを取って欲しいですね・・・下川町はかつては鉱山で栄えた街でしたが、現在は過疎化が進んでいます。下川からは多くのジャンプ選手が出ており、葛西、岡部などの年齢を感じさせない活躍は地域の大きな誇りと励みです。頑張れ葛西!
新年早々、この雪の少なさは珍しいですね…
今日の外の空気感は、私が生まれ育った北海道名寄市だと、3月の卒業式くらいの雰囲気です。インフルエンザもまだ猛威とされるほどではないようで、今のところはまだ穏やかな冬ですね。でも、部屋の中は暖房で乾燥していて喉や目が乾いたりして、勤務先では加湿器が欲しい位です。本や新聞を捲るときも指先が乾燥していて、もどかしさを感じることもありますが、指先を舐めたりするのは抵抗があるので、ウエットティッシュで指先を湿らせたりしています。
金管奏者にとっても乾燥は大敵で、唇を荒らしてしまったりしては良い音が出なくなります。唇を冷たい風から守るためにいつもマスクを着用している人もいます。私はマスクは苦手なのですが、乾燥やウィルスを防御するためにも着用した方が良さそうですね…
trauma…「心的外傷」と考える事が特に日本では多いですが、もとは「傷」という意味のギリシャ語が起源です。1994年にスタートし、今の医療ドラマの先駆けとなった「ER 緊急救命室」でも、外傷処置室の扉に「trauma 1」とありました。
今朝、パン包丁でバケットを切っていたら、固いパンを強く押さえていた左手人差し指の先を削ぐように切ってしまいました…久しぶりの流血騒ぎで、しばらく血が止まらず、指の根元を縛ったりしてようやく止血できました。その後消毒してカットバンを強めに巻き、仕事に向かいましたが、今度は鈍い痛みがいつまでも続き、Macのキーボードが自由にならず辛い1日でした。今はもう大丈夫ですが、もし傷がもっと深かったら、ERに飛び込み「外傷1号空けて!」とかだったりして…
寒い日が続きます…
仕事に向かう時はスーツかジャケットにネクタイと、定番のスタイルですが、毎朝ネクタイの結び方には気を遣います。結び目の根元には「ディンプル」と呼ばれるエクボのようなくぼみをつける事と、全体の長さも立った時にベルトのバックルが隠れるくらいの長さにする事が最も美しい結び方だとされています。一回でピシッと決まることもあれば、何回か結び直すこともあり、微妙な作業です。ちなみに、ステージ衣装では燕尾服の場合は「ホワイトタイ」、タキシードの場合は「ブラックタイ」と、共に蝶ネクタイです。これに対して普通のネクタイを「棒ネクタイ」とか「棒タイ」と呼ぶことがありますが、これは間違いです。「ボウタイ」というのは「Bow tie」で、蝶ネクタイの事を指します。普通のネクタイは「結び下げ」と呼ぶのが正しく、「Bow」と「棒」が混同されているんですね…「明日の本番はBowtieだよ!」と言われて「棒タイ」を着用してくる、なんてことがあったりします。
ステージでもオフィスでも、仕事に向かう時にキリッとした雰囲気を出せると集中力が高まるような気持ちになれます。毎朝、ネクタイや服装を整える「儀式」って、やはり大切ですね。