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北海道出身。武蔵野音楽大学卒業後、1984年より山形交響楽団でトランペット奏者を務めている。オーケストラでは主にセクションプレイを通して、近年特に充実著しい山響のサウンドに貢献している。演奏活動の他にはソロ、室内楽などを行っている他、個人レッスンやスクールバンドの指導、ワークショップなどを東北各地で積極的に展開している。指揮活動では、1999年より指揮者を務めている山形市役所吹奏楽団を率いて、2003、2004年と連続して全日本吹奏楽コンクールに出場したほか、けやきの森ブリティッシュブラスバンドでは、創立当初より指揮者を務めている。現在、山形交響楽団トランペット奏者、山形北高音楽科、山形短期大学各講師。国際トランペット協会(ITG)会員。

Rehearsal

定期演奏会も終わり、気がつくと1月も明日で20日・・・今日はリハーサル、明日からは「子育て支援コンサート」が飯豊、鶴岡と2日間あり、カジュアルなプログラムで小さな子供たちを中心としたファミリー向けのコンサートです。それが終わると再び村川千秋氏との対戦!「村川千秋の世界」です!昨年11月の感動的な再会から2ヶ月・・・今度は村川氏がシベリウスと同様に大切にしてきたベートーヴェンの5番です。しかも一人娘の千尋さんをソリストにシベリウスの協奏曲も・・・一体、どんな世界になるのか考えるだけでドキドキワクワクします。チケットも絶賛発売中につき、お早めにお求め下さい(^o^)

Brahms

昨日の初日本番は大変素晴らしい出来でした。ヘルマンさんの繊細かつ力強い音色と大きなフレージングは、この重厚な協奏曲にとてもふさわしく、オーケストラも濃密な響きを出していました。合唱も監督が拘ったドイツ語の発音がとてもきれいで、言葉が明確になる事でフレーズの流れが良くなる事は解っていたものの、あらためてその大切さを感じる事ができました。新曲も精緻な音色で演奏でき、成功でした。今日はこれから二日目の本番です。美しい音楽を奏でられる事をとても幸せに感じます・・・。

iPhone repair 3

iPhoneの分解修理が無事終わり、バッテリーも長持ちするようになり、液晶もきれいな色彩を取り戻しました。普通は個人で分解などしないのでしょうが、正規販売店での修理価格はあまりに高価ですし、きちんと手順を踏んでゆけば分解修理はそれほど困難なものではありません。参考までに今回交換したパーツは、すべて純正部品で、
バッテリー 1,800円
液晶    4,500円
センサーケーブル 900円
マナーモードボタン980円
合計8,180円でした。すべての作業の合計所要時間は約30分です。バッテリーと液晶が新品になったのですから、新しいiPhoneを購入したのと同じようなものです。今年の夏までには次世代のiPhoneが発表されるでしょうが、それまで安心して使い続ける事ができますね。パーツの購入先は、名古屋市内のショップ、iLab PC Factoryです。持ち込みや宅配での修理ももちろん受け付けていますので、iPhoneやiPodを使っている方はぜひサイトを見て下さい。スタッフによるブログには、パーツ交換の手順なども記されています。

さて、本業のお話です。3日間のリハーサルも終わり、これから本番です。今夜はブラームスの深く美しい響きに注目です!山響アマデウスコアの合唱も素晴らしいです!それでは、行ってきます(^o^)

iPhone repair 2

液晶面と本体が分離できたら、次はロジックボードを外します。ボードとカメラを取り付けてある7本のネジを外し、4番、5番、6番のコネクターを外せばロジックボードは容易に脱着できます。そして、左上部のボリューム、マナーモードスイッチ、ヘッドホン端子、パワーボタンが一体になっているユニットのネジを外してマナーモードボタンを交換します。バッテリーは本体の最下部の両面テープで貼り付けてあり、ドライバーでこじ開けるようにして外し、新品のバッテリーの両面テープの片側をはがして同じ場所に貼り付けます。そのあとは逆の手順でロジックボードを取り付けます。そして液晶を脱着するときに痛んでいたセンサーケーブル(3番のコネクターに接続してあるケーブル/受話スピーカーと液晶の明るさの自動調整用部品)を交換します。次に、液晶をガラスパネルから脱着し(両面テープで付けられていますが、はがす時に液晶マウンターをゆがめないように気をつけます)新しい液晶パネルを装着しコネクタを接続して本体にはめ込み、完成です。電源を入れて以上なし!完璧!ここまでおよそ30分位でした。
(さらにつづく)

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iPhone repair

2008年7月の日本発売と同時に購入したiPhone3Gは、長年のMacエヴァンジェリストである私にとっては大変多機能で魅力的なツールです。携帯電話という観点から見ると日本の「ケータイ」と大きく異なる部分もありますが、そもそもこれは「電話機能がついている小さなMac」なので、アプリケーションを自由に使い、さまざまな楽しみ方ができます。唯一の弱点はバッテリーの持続時間が短く、しかもバッテリーの交換が容易ではない事ですね・・・。アップルでは(デストリビューターのソフトバンクでも)個人がバッテリーの交換を行う事は想定していないようですが、すでにほとんどすべてのパーツはいくつかのショップで販売されています。私のiPhoneもバッテリーが半日くらいしか持たなくなってきたので、パーツを購入し自分で分解、交換する事にしました(保証期間も過ぎているので)購入したパーツはバッテリー、液晶、それに壊れやすいマナーモードボタン、ケーブルの4つです。
まず、下部のコネクター両端にあるネジを外し、本体表面のガラス面を外します。表面のガラスは無理にこじ開けると割れてしまうので、吸盤を貼りゆっくりと持ち上げて行きます。ガラス面が外れたら本体と液晶をつないでいる3本のコネクターを外します。特に3番のコネクターは黒い小さなストッパーをマイナスドライバーで上に向けて解除する事で外れます。(つづく)

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Brahms

大雪の中、202回定期のリハーサルが始まりました。新曲はとても繊細なタッチで書かれていて、最初は戸惑いもありましたがリハーサルが進むにつれて曲の本質が少しずつ見え始め、美しい響きが現れました。ブラームス、特にピアノ協奏曲は練りに練った楽想と手技で書かれていて、ロマンティックなフレーズがうねるように流れていきます。今回は楽団所有のロータリートランペット(写真/ウィーンの「シャガール」というマイスターの手による楽器)を演奏しますが、艶のある滑らかな響きはブラームスには最適です。これから本番まで、どのような音楽創りがなされるのか毎日楽しみですね!

SchagerHoersdorfBGP1

Shinjyo

ここ数日は多忙で更新が滞ってしまいました・・・金沢から戻り、8日には秋田でレッスンを行い、9日から山響の仕事始めでした。今年の仕事始めは新庄市でのモーツァルトプログラムで、「アマデウスへの旅」新庄版といったところです。久しぶりの飯森監督は相変わらず元気いっぱいで、オーケストラから生き生きとした響きを引き出します。今回のソリストで新庄市出身のバリトン歌手、井上雅人さんの若々しくも深みのある声と共にフレッシュなモーツァルトの世界が拡がって、楽しみながら演奏する事ができました。明後日からは202回定期のリハーサルで、16、17日が本番です。ブラームスの名曲と「山響作曲賞21」の入賞作の初演という興味あふれるプログラムです。ご期待下さい!

VW in Kanazawa

風と雪の間を切り裂くように走り、山形へ戻ってきました。やはり小国近辺が一番雪が多かったですね・・・新潟県は魚沼地方が最も積雪量が多いのでしょうか。ところで、金沢市には全国でここだけフォルクスワーゲンの乗り合いバスが走っています。「金沢ふらっとバス」と名付けられたこの路線バスは大手の市内循環バスと並行して一回100円の料金で金沢市内を走っています。車両はVWが得意とするTDI(ターボディーゼル・ダイレクト・インジェクション)で、クリーンなエンジンとしてヨーロッパでは特に多く使われています。日本では乗用車のTDIは未発売ですが、今年からようやくゴルフやポロで販売されるようです。写真は2007年秋に山響が文化庁の移動公演で金沢を訪れた際に撮影したもので、私はこのバスに乗りたくて金沢行きを楽しみにしていました。バスは27人乗りで小型ですが、内装は典型的なVWのデザイン、エンジン音も静かで機敏に動き回り、とても乗り心地が良かったです。結局、このバスで市内を一周し、まるで子供のような気分で楽しみました・・。「ふらっと」とは床面がフラットで乗り降りが容易なことから名付けられたそうです。また、停留所は200メートルごとに設置され、これはお年寄りが歩ける距離を考えての事だそうで、優しい配慮が伝わってきます。こんなバスがもっと全国に拡がると良いですね!

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Kanazawa

山形から南陽、小国を経由して金沢市まで460Kmのドライブでした。この距離は山形から青森の少し先、あるいは山形から御殿場までとほぼ同じくらいですね・・・。雪はやはり山形県内が一番多く、なかでも小国は2メートル近くあったように見えました。新潟県内に入り、昨年開通した日本海東北自動車道の荒川胎内ICから高速に乗ってからは予想に反して雪はほとんどなく、期待していた「冬の日本海」もごく普通の景色でした・・・新潟、富山、石川の3県を一気に爆走し、所要時間6時間半で金沢市内のホテルに着き、一休みしてから会議のために、オーケストラ・アンサンブル金沢の本拠地である「石川県立音楽堂」に徒歩で向かいます。この音楽堂は、コンサートホールと能楽堂が併設されていて、アンサンブル金沢の事務局、楽譜を保管するライブラリー、楽器庫、付帯設備、楽員控室(個人のためのロッカーなども)練習室、レッスン室など必要な設備がすべて備えられている理想的な施設です。同じプロオケ奏者としてはとても羨ましいですね・・・・この日は7日に予定されているニューイヤーコンサートのリハーサルが行われていて、私が到着した時にはちょうどリハーサルが終了したところでした。バックステージで旧知の楽員たちと挨拶し、山響OBでアンサンブル金沢の創設とともに移籍したT氏とも再会を喜びあいました。会議は約2時間にわたり、アンサンブル金沢の現状や先の「事業仕分け」について議論が展開されました。政治や経済が不安定な中、オーケストラが発展し続ける事は大変な状況ですが、しっかりがんばって行きたいと思っています。

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Snow

お正月休みも今日まで・・・明日からはほとんどの方がお仕事を始められるのでしょう・・・みなさん、今年もがんばりましょう。いつもですが、休みはあっという間に終わってしまいます。年末からは雪が降り続け、寒い空気と降り積もった雪がきれいなお正月を演出していたようです。個人的には雪は好きですね・・・。私の仕事始めは明日からで、オーケストラ・アンサンブル金沢のユニオンの会議に参加するために朝から金沢に向かいます。そう、もちろん車です。雪道をスキーのようにドライブするのはとても楽しく、どこまで走っても飽きません(もちろん、無理はしませんが)冬の日本海の厳しくも美しい景色を見るのは楽しみです!