「private」カテゴリーアーカイブ

Sakata

今週は6日まで1stに群馬交響楽団の太田恭史さんをお迎えして山形県内を転戦です。初日の今日は酒田市内でしたが、体育館は猛烈な暑さで、おそらく40度以上あったでしょう。ここまで出るのかというくらい汗が噴き出て、まるでサウナ状態でした。悪いことは重なるのので、楽団バスのエアコンが不調になり充分に冷えなくなって午後の本番の間に修理に行ってもらったりしました・・・結局、原因は不明で明日からの運行も不安です。明日は山形市内ですが、早朝の出発は久しぶりなので今週は毎日が辛そうですね。

rain

今日は未明から雨が降り、日中はまたもや真夏日でしたが、夕方からは久しぶりにまとまった雨が降りました。今日は午後から山響のリハーサル、夕方に受験生のレッスン、夜は来月に本番が迫っているけやきの森ブリティッシュブラスのリハーサルでしたが、夜のリハーサルが始まる18時過ぎが最も雨らしい天気でした。向こう1週間くらいはまだ真夏日のようですが、そのうち大嫌いな蝉の音も聞こえなくなるでしょうし、だんだん快適になってゆくのが楽しみですね!

8s

September

9月になりました・・・ほんの少しだけ、夜風の気温が下がり始めたのは気のせいではないですよね。

先日、ノラ・ジョーンズやビートルズの事を書きましたが、他にも何人か好きなアーティストがいます。この時期になると、サイモンとガーファンクルが1967年の映画「卒業」の中で歌っていた「4月になれば彼女は・・・」が浮かんできます。4月になれば・・・と歌い出されるこの歌は、9月までの短い恋を表していて、秋になって恋人のことを思い出す切ない詩が、アコースティックギターのThree finger奏法にのった穏やかなメロディで語られます。サイモンとガーファンクルといえば、「明日にかける橋」「サウンド・オブ・サイレンス」などもとても有名ですが、私はこの「4月になれば彼女は・・・」の少し乾いたような静かな叙情性がとても好きです。早く夜の風が肌寒く感じられるような季節がこないかなあ・・・と、思いながらこの曲を聴き、この文を書いています。

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August

8月も今日で終わりです。暦の上ではすでに秋ですが、猛暑はまるで怒り狂うかのごとく空に居座り続けています…

今日から山響の今年度後半のコンサートが始まりました。幸いに体育館ではなくホールでの演奏でしたが、古い会場だったために冷房が暑さに追いつかず、苦戦しながらのコンサートでした。暑さや寒さ、またいろいろなアクシデントや幸せな瞬間がこれまでに数えきれないほどありましたが、そんな時間を共に過ごしてきた「相棒」の井上直樹くんが明日からヨーロッパに留学します。先日のオーディションで私の後任も決まった事から、3月末の私の「卒業」までの間、私たちが2人で演奏する事は少なくなるでしょう。共に過ごした20年はいずれゆっくり振り返りたいと思いますが、お互いに感謝と今後の人生にさらなる幸運が訪れるよう、願わずにはいられません。

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Physical

長引いていた腰痛も少しづつ快方に向かっていますが、完治にはまだ時間が必要のようです…また、腰痛だけでなくこの夏はあまりの暑さでビールを飲む機会が多く、体重も少し増えてしまいました。減量は適切なカロリーコントロールを実行すれば難しい事ではありませんが、夏を乗り切らなければならない時にはスタミナ不足にもなりかねません。これまでに二度大きな減量をしましたが、いずれも秋または春で、体力の消耗が激しくない時でした。早く涼しくなって運動や散歩がしやすい季節になれば、またしっかり体調管理をしなければいけませんね。

Aizuwakamatsu

今日は会津若松市でヤマトホールディングス主催の「音楽宅急便」のコンサートです。会津には以前からよく来ていて、スクールコンサートを始めたくさんのコンサートを行ってきました。近隣の喜多方市や会津坂下町などでもよくコンサート行ったものです。ここまでの移動は国道121号線を使うのが最も近いのですが、私が山響に入ったころは121号は道路整備が遅れていて、「大峠」と呼ばれる県境はヘアピンカーブ(今もこういう呼び方なのでしょうか?)が続き、自分で運転していても目が回るような道路でした。その後、福島国体をきっかけに大規模な整備が進み、今ではとても快適に運転できます。今日も大峠トンネルを超えて福島県内に入ったら、下りの道路がまっすぐに整備されていて、喜多方市を過ぎた頃に「会津縦貫道」まで一部ができていたのには驚きました。米沢市からは山形市に来るのと喜多方市に行くのが同じ距離ですし、国道13号線は混雑することから喜多方に行く方が時間が早いかも知れません。これからも文化や経済の交流が進んで、新しい関係が生まれると面白くなってくるでしょうね・・・

コンサートはとてもよくプロデュースされたもので、オーケストラを初めて聴く方にも気楽に楽しんでいただけるようなプログラムでした。ヤマトホールディングスは、前身のヤマト運輸時代からクラシックコンサートを通しての社会貢献を重視していて、交通遺児のためのチャリティ活動も古くから続けられています。経済が弱い現在、このような社会活動へのしっかりとした理念を持っている企業は以前ほど多くはありませんが、今日は文化に携わる者として、とても勇気づけられたような素晴らしい時間を過ごすことができたと思います。(写真は「音楽宅急便」コンサートの模様ですが、このオーケストラは山響ではありません)

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The lingering summer heat

「残暑」・・・もうすぐ8月も終わるのに、これほど暑さが厳しいのは記憶にありません。この夏は一度だけですが猛暑の昼間に外にしばらくの間いたら、突然汗が止まり寒気がしてきたことがありました。すぐにスポーツドリンクを飲み、車に戻りエアコンを全開にして体を冷やしたことがありました。これは熱中症の手前だったのでしょうか・・・こんなのは経験がなかったので、少し怖かったです。今日は文翔館でリハーサルでしたが、議場ホール(リハーサルの会場です)はエアコンが強力に効いていますが、廊下に出ると一気に蒸し暑く、一瞬の気温の変化に体がついていかない感じがあります。このような状態が体に良いわけはありませんよね・・・8月を全部オフにして涼しい地域でヴァカンスにしたいです・・・明日は会津若松で本番、こちらも暑そうです。

Audition

昨日の第1ラウンドでは2名が合格し、今日は音楽監督以下全ての楽員が審査に加わる第2ラウンドです。かなり以前にも書きましたが、プロオーケストラの場合は、採用するミュージシャンを楽団員が決定する事が、どの職種と比べても特徴的です。(オーケストラに「人事部」があって、毎日の仕事の評価とかをシビアにしていたら怖いですね・・・)多くのオーケストラがそうであるように、応募者に対して協奏曲を演奏させ、オーケストラのスタンダードなレパートリーを中心に、重要な箇所を抜粋して数曲演奏させます。今回の場合は、ハイドンのトランペット協奏曲全楽章(演奏箇所は当日指定)を山響が用意したピアニストとリハーサルなしで演奏し、すぐにオーケストラ曲の演奏をするように設定しました。(募集要項で公開していました)オーケストラ曲は古典から現代まで一通りのものを多く出題したので、日本の他のオーケストラよりも難易度はとても高かったと思います。また、昨日の第1ラウンドでは、協奏曲ではなくてフランスの作曲家トマジのエチュードを出題したので、より難易度が髙いものでした。今日は2人の奏者に約1時間かけて演奏していただき、あらゆる観点から観察し、全員による投票で1名の合格者を確定することができました。これからは11月から半年間「試用期間」と呼ばれる仮採用の時期に入り、演奏現場での対応性や人間性などが全員により審査され、半年後にもう一度全員による投票を行い、過半数の得票を得ることでようやく正式採用となります。プロオケに就職することは本当に難しいですが、オーディションの機会を目指して練習に励んでいる世界中のミュージシャンにさらなる幸運が訪れるよう、願ってやみません。

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Recruit

昨日の素晴らしい本番の後はゆっくり休みたい・・・と思ってもそれは叶わず、今日は大事な仕事です。来年度から採用する新しいトランペット奏者のオーディションが今日と明日、山形テルサの大ホールで行われます。今日は第1ラウンドで、金管セクションのみで応募者の審査に当たります。最近、山響も世代交代が少しずつ進み、新たな首席クラリネット奏者、フルート奏者(第3ラウンド審査中)、ヴァイオリンとチェロ(ともに試用期間中)と4名が入団または入団予定で、トランペット奏者が採用になると5名が入れ替わることになります。今日は課題曲のエチュード(練習曲)と「オケスタ」と呼ばれるオーケストラ曲からの抜粋を演奏してもらい、明日の第2ラウンド(音楽監督を含む全員での審査)に進む候補者を決定します。まだ全部が終了していないので詳細を書くことができませんが、どの応募者も高い技術を持っていて、現在の演奏レベルの高さを実感できました。明日の第2ラウンドが楽しみです!

Affinis Music Festival

アフィニス音楽祭のフィナーレを飾る合同オーケストラ公演が終了し、今年のAMFはすべて終了しました。

今年はブラームスの交響曲第4番と、モーツァルトの協奏交響曲を2日間にわたりじっくりとリハーサルし、講師陣と受講生、そして山響が共に奏でる響きは晩年のブラームスを具現化するような素晴らしい音楽になっていました。音楽監督の四方恭子さん(東京都交響楽団ソロ・コンサートマスター)が第1ヴァイオリンの2プルト(前から2番目の列の事です)で演奏していたり、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団コンサートマスターのヘンリック・ホッホシルトさんが第2ヴァイオリンの首席を務めるなど(普通はあり得ません)豪華なシフトで、その中を若手の奏者が演奏するという、まさに実践的な経験を積むことができるチャンスです。また、オーボエ(オタワ・ナショナルアーツセンター管弦楽団首席のチャールズ・ハーマンさん)バスーン(ロサンゼルス・フィルハーモニック首席のホイットニー・クロケットさん)の講師が北米系の奏者だったので、私が大好きなアメリカンスタイルのダブルリードのサウンドが聴けたのが大きな喜びでした。

ブラームスの4番は私が山響に入り、初めて村川千秋さんの指揮で演奏した曲です。その後再び村川さん、黒岩英臣さん、金 聖響さんと演奏してきましたが、どれも個性的な熱演で、意外にあっさり流れる村川さん、重厚でカンタービレが美しかった黒岩さん、クリーンなサウンドを作った金さんと、それぞれの音楽が記憶に残っています。来年3月末までにブラームスの交響曲を演奏する予定は現時点ではないので、私にとって今日の演奏でブラームスは卒業になります。ベテランと若手が作り出す新鮮な音楽、そこから生まれる新しいサウンド・・・将来の山響の進むべき姿が今日の演奏の中に少し見えたような気がしました。

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