Great days

FM収録のための台本書きは、案の定26時過ぎまでかかりました(いつもです)収録はほとんど朝9時からなので、当日前夜の睡眠は5時間あるかないか・・・あさイチではなかなか良い声が出ませんが、ぬるま湯で何回もうがいしたり、収録中も温かい飲み物を飲みながらと、これでも結構苦労しています。相方の大屋さんはさすがプロフェッショナルのアナウンサーで、「あ〜・・・今日も朝は声がでなあ〜い」とか言っても本番は見事にキメてくれます。今日の収録は18日に放送される分で、23日からの山響定期がテーマです。いつもよりトークが長いですが、面白い話もあるのでぜひ聴いて下さい。

収録後は私用を済ませ、16時から事務局に出て、明日からの留守中の仕事がスムーズに行くようにみんなと確認し、その間も来客の対応に追われ、18時30分にようやく帰宅し明日からの荷造りをして19時30分から山形市民会館で12月が本番の市民合同音楽祭で演奏する山形市民合同バンドのリハーサルを21時30分まで指揮し、ようやく千葉に向けて出発です・・・ナビに表示された到着予定は2時30分・・・またまた26時超えです。

Monday

いわきから帰って朝起きたら、体のあちこちが凝り固まったり痛かったりで、疲労がまたもや蓄積してきたようです。今日は事務局をお休みしようと思ったけど、10時から大切な会議があるので歩いて出勤です・・・午後からはツアー中にできなかった生徒のレッスンをして事務局に戻り、夕方からは山形市役所でウィンドアンサンブルのリハーサルを指揮しました。毎年このアンサンブルが行っている山形市内の保育園、幼稚園児のためのスクールコンサートが来週なので、練習にも気合いが入ります。「ヘビーローテーション」や「レディー・ゴー・バスターズ」では保育園の先生方がAKBばりにダンスを披露してくれて、それを見るのも楽しみの1つですね・・・リハーサル終了後は明日のFM山形での収録のために台本書きと選曲で、仕事終わりは26時頃でしょうか・・・

Alios

茂木大輔さんの指揮によるコンサートが素晴らしい演奏で終了しました。彼の指揮は初めてでしたがとても演奏しやすく、オーケストラから暖かな響きを引き出してくれました。ベートーヴェンの5番、6番を1度に演奏することは初めてで、山響もよくがんばったと思います。1階席と2階席が埋まっていたホールも、聴衆がいても音響は変わらず、とても演奏しやすいホールでした。ぜひまたここで違ったレパートリーを演奏したいと思いましたし、茂木さんのレクチャーコンサートをぜひ山形でも企画したいと思いながら帰路につきました。

Iwaki

いわき市へ到着しました。阿武隈高原の紅葉は終わりに近いようですが、とても色鮮やかで美しく、心が落ち着きます。コンサートホールのアリオスはおよそ1800人を収容する音響の素晴らしいホールで、市内中心部にありながら敷地も広く、使い勝手も大変に良いホールです。福島県には福島市音楽堂や郡山文化センター、会津風雅堂など素晴らしいホールがいくつもあり(先日の三春町も)羨ましい限りです…山形県も計画が凍結された新文化施設の建設を何とか再開してほしいと多くの関係者が思っている事でしょう。山形県民会館も老朽化しているので、いずれは代替の施設が必要になるでしょう。山形県の決断に期待したいです…

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Beethoven

福島県へのプチツアーを終え、リハーサルです。今回はNHK交響楽団の首席オーボエ奏者で、近年は指揮活動も幅広く行っている茂木大輔さんを客演指揮に迎え、ベートーヴェンの5番と6番を解説付きで演奏するという珍しいコンサートです。この2曲を一度に演奏する機会はほとんどありませんが、どちらもベートーヴェンの本質を良く表している名曲中の名曲です。茂木さんの指揮には無駄な動きがなく、オーケストラからとても流暢な響きを引き出しています。明日からは本番会場のいわき市アリオスへ移動してのリハーサルですが(またまた福島です)とても響きの良いホールなので演奏するのが楽しみです!

Miharu

プチツアー2日目は郡山市のとなり、三春町です。ここには「まほらホール」という新しいホールがあり、その音響は一級品といっても差し支えないでしょう。山響にとってもジャストサイズで(500席ほど?)良い響きがしていました。そういえば昨日からは「立冬」なんですね・・・紅葉の季節も終わりに近づき、またまた厳しい冬がやってくるんですね・・・明日は山形でリハーサル、土曜日からはいわき市でリハーサルとコンサート・・・でも明日からはベートーヴェンをビシッと決めなければならない本格的なプログラムです。体調を整えて(酒量と睡眠時間のバランス、かな)正攻法で迫りたいです・・・

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Kawamata

今日と明日は、東北電力主催のスクールコンサートで、福島県川俣町と三春町を回るプチツアーです。東北電力は20年以上前から営業エリアでの文化活動を展開していて、スクールコンサートや「名曲の夕べ」と題したコンサートを東北6県と新潟県(新潟県は東北電力のエリアです)で継続してきました。昨年の震災以降は回数こそ減りましたが、被災地を始めとする慰問や支援活動を粘り強く続けていて、全国的に電力会社へのさまざまな意見がある中、積極的な社会活動を行っていることは高く評価できると思っています。今日もたくさんの子供達が心から音楽を楽しんでくれたようですが、その笑顔がいつまでも失われないように、私たちも音楽で支援を続けてゆければ、と考えながら演奏していました。

office

午前中にスタッフ会議、午後からも企画のミーティングなど、今日は事務局モードです。その間、新事務局内と県民会館のまだ知らないエリアを探索したりもしました。地下には講堂がありますが、倉庫や機材の部屋など、これまで見たことがなかった箇所もたくさんあり、不思議な感じがしました・・・山形県民会館も開場してから50年ほどになり、老朽化も進んでいて、地下の倉庫エリアはカビ臭も漂っています。数年前にアスベスト除去と耐震補強を行って、音響も僅かながら改善されましたが、「ビフォー・アフター」のような思い切った改修ができればもっと良かったですね。でも、伝統あるホールですから、寿命を迎える日まで大切に使っていきたいと、地下に漂う臭いを嗅ぎながら思いました。

Monday

昨日のガラコンサートを終え、今日は休日・・・といきたいところですが、午後から山形テルサで東海大学山形高等学校のスクールコンサートです。テルサホールでスクールコンサートを開催するのは大変珍しく、テルサが開場して10年になりますが、ほんの数回だったと思います。ウイークデー日中はどのホールも稼働していないことの方が多いので、こういったスクールコンサートなどを音響の良いホールで開催するのも良いと思います。学校の体育館も臨場感があって良いですが、ホールの雰囲気の中でコンサートを聴くのは、テーブルマナーの講習みたいな面もあり、できるだけ本物に接することで感性を磨くことが大切だと思います。学校では授業時間に生徒を校外に出すことについて、賛否両面の意見がありますが、ホールで鑑賞する機会が少しずつでも増えると良いですよね。

gala concert

天童市民文化会館のオペラ・ガラ・コンサートが華やいだ雰囲気の中、盛大に開催されました。「ガラ」というのは「祝祭」という意味で、コンサートの場合はお祭り的な企画の場合によく使われる名称です。今回は天童に縁のあるソリストや、地域の合唱団と児童合唱も出演し、アリアやアンサンブル、合唱と幅広いレパートリーで満員の観衆を魅了しました。こういったコンサートは地域の実行委員会が核になってプロデュースされることが多く、今回も天童市のバックアップのもとで音楽関係者の献身的な努力で準備されました。演奏も素晴らしいもので、オペラの全幕公演が難しい中で、プロオケとプロ歌手、アマチュアとがうまく力を合わせたガラコンサートは、山形ならではの暖かさに包まれていたと思います。これからも県内各地でこういったコンサートが続いてゆくと、山響の定期演奏会とはまた違った音楽の楽しみ方が増えてゆくでしょう。