今日から3日間は、5日に新潟で行われる演奏会のリハーサルで、ブルックナーの交響曲第4番をメインに、モーツァルトの作品も演奏します。新潟には音楽鑑賞教室や東北電力主催の演奏会で、毎年出かけていますが、今回のような定期公演に準ずるような演奏会は久しぶりです。会場は新潟市の「りゅうとぴあ」と名付けられたコンサートホールで、その音響の素晴らしさには定評があります。今回は、CDもリリースされて、大編成のオーケストラとは異なる透明度の高いアプローチが高く評価されたブルックナーと、近年の山響の充実ぶりを如実に示すモーツァルト(もちろんオリジナル楽器を使用します)で、「りゅうとぴあ」に新たな響きを生み出さんと、監督もボルテージが高まっています。私はナチュラルトランペットとモダントランペットの吹き分けに若干神経を使いますが、作曲家の思い描いた響きをどれだけ再現できるか、チャレンジの毎日です。