函館から約500キロを昼食、休憩込みで約6時間弱で走り、名寄市風連の実家に着きました。車で北上するにつれて目に映る風景と感じる風は、遠い記憶の中に眠るさまざまな感情を少しずつ思い起こしてくれます。特に旭川から北の光景は、ここが自分の原点である事を強く感じます。かつて自分が生まれ、暮らした頃よりも黄昏を感じさせるようになったふるさとは、変わらず静かで、少しだけ寂しく見えましたが、乾いた空気と穏やかな光は自分をやさしく包んでくれているようでした。
明日は久しぶりの休日なので、もう少しこの町の風との対話を楽しみたいと思います。