Snow Leopard

Snow Leopard・・・直訳すると「ユキヒョウ」ですが、旭山動物園の話ではなくて、アップルのマシンで動作するオペレーションシステム(OS)の名称の事です。近年のアップル社は自らのOSのネーミングをネコ科の動物から採っていて、このSnow Leopardは今年初夏に発表された最新のOSです。ウィンドウズは1995年に発表された「Windows 95」が世界的なヒットとなり、パソコン普及への大きな起爆剤となりましたが、このウィンドウズも1984年にアップル社が発表したMachintosh(Mac)に搭載されていたMac OSを研究し、マイクロソフト風にアレンジしたものです。フォルダ、アイコン、コントロールパネル、デスクトップなどという今日では当たり前の概念は、70年代後半から80年代にかけてアップル社が開発したものなのです。
アップル社では自社のマシンでのみMac OSが動作するようにし、マイクロソフトはソフトウエアのみの会社である事から、マシンを製作するメーカーにウィンドウズを搭載するよう働きかけた事が今日のシェアの差となっています。アップル社は80年代後半から90年台中期まで苦難の連続でしたが、96年に創業者であるスティーブ・ジョブズが復帰してからは彼のプロデュースによるiMacやiPodなどが大ヒットし、さらにiPhoneの世界的成功により業界トップの地位を確立しています。

今日はようやく自分のマシンに新しいSnow Leopardをインストールする事ができ、より快適な処理速度と洗練されたインターフェースを楽しんでいます。
コンピューターはもはや日々の生活に欠かせないものとなっていますが、触れる楽しみいっぱいのMacは大好きなマシンです。