Volkswagen New Models

今日は山形自動車道経由で庄内地方での仕事でした。つい先日はでは緑一色だった山々が、ほんのりと秋色があらわれ始めていました・・・。

先日、13号線バイパスで新型GOLF GTIを見かけました。とてもカッコ良かったですね・・・・GOLFは初代モデルから所有していますが、2004年から4年間作られた第五世代のモデルだけは好きになれませんでした・・というか、あのデザインは今でも理解できません。もちろん、それを好む方々も多くいらっしゃるのであまり悪く言いたくはないのですが・・・。
2000年頃からのVWは、経営陣に多岐な人材を登用した事もあり(BMWやダイムラーからヘッドハンティングを積極的に行った)特にデザインの面では伝統的な思考から少し外れた感がありました。メカニズム的にはTSIエンジンやトランスミッションの革命と言われるDSGなど、いかにもドイツの精密機器らしい高度なテクノロジーを送り出し、世界の注目を浴びましたが、デザインプロダクトとしてはいささかオーバーデザイン(やりすぎ)だったと思います。その典型がフロントマスクで、クロームメッキを多用したグリル周りやウインドトリムなど、主張を強めたつもりが逆に田舎臭くなったしまったように感じます。世界中のユーザーなどからそのデザインのありかたに異議が寄せられ、社内的にもさまざまな意見が噴出し、2007年にVW社内で改革が起こり、経営陣がVW生え抜きを中心とするグループへと交代し、チーフデザイナーもアルファロメオで147や157を生み出し、その後アウディに移って近年のアウディのデザインを構築したイタリア人のワルター・ダ・シルヴァ氏が起用され、彼の指揮の下「ワッペングリル」と称されたクロームメッキ顔を一掃し、GOLF 6に代表される伝統的手法をモダンに現した新世代のVWが誕生したのです。写真は発表されたばかりのGOLF GTIの上をゆく「R」モデルです。先代は「R32」と言いましたが、こてこてのメッキ顔からシンプルな水平基調のデザインに変わっています。もう一つはかつて存在した「Lupo」の後継モデルで、こちらはコンセプトデザインですが、正式な発表は近いと言われています。

このブログを読まれている方々がどれだけ車に関心があるかは分かりませんが、とにかく私はVWとMacが大好きなので、時々思い入れの強い文章を書く事がある事をご容赦下さいm(__)m 「R」欲しいです・・・・。

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