今日は米沢市で市民文化会館の会場40周年の記念公演があり、モーツァルト、フォーレなどの作品と、佐藤 真氏の名作で自身のオーケストレーションによる合唱組曲「蔵王」のオーケストラ版を地域の方々を中心とした合唱団と共に演奏しました。近年は米沢市内に新設された「伝国の杜」コンサートホールでの演奏が多くなり、長年にわたって使ってきた文化会館での演奏は山響にとっても久しぶりです。さすがに40年前の設計で、しかも多目的ホールとしての音響は、最新の施設と比べようもありませんが、ホールの職員、スタッフの方々はきちんとしたお仕事をされていて、ステージでの演奏が少しでも楽になるようにとの心遣いが伝わってきます。本番も合唱団ががんばって良い演奏だったと思います。こういう演奏会がもっと増えても良いですよね。
終演後は上山に移動し、今月29日に予定されている「けやきの森ブリティッシュブラス」のコンサートのリハーサルを行いました。このバンドはいわゆるイギリススタイルの金管バンドで、10年以上に渡って活動をしており、私も創立当初から指揮者として携わっています。メンバーは50代から高校生まで幅広く、山響ホルン奏者の岡本和也さんもソロテナーホーン奏者として参加しています。29日はこのスタイルのオリジナル曲やポップスなど約1時間半のプログラムを演奏します。吹奏楽とは異なる金管の響きをぜひ聴いてみて下さい。詳しくは「けやきの森ブリティッシュブラス」のサイトをご参照下さい。
明日は新宿のMUJ本部でオーケストラ協議会の会議です。明後日は酒田で山響の本番・・もうしばらくは移動が続きます。