MUJ Orchestra Conference

MUJオーケストラ協議会の第32回臨時総会が無事終りました。昨日は役員の打ち合わせを兼ねた慰労会で、ホテルにチェクインしてから充分に休養してからの飲み会だったので、最後まで疲れる事なく楽しめました。今日は台風4号の影響で名古屋市内は暴風に近い勢いで激しい雨足で、ひざから下がずぶ濡れになりながら歩きました・・・今は中部国際空港で仙台へのフライト待ちですが、台風が東北を進んでいるために、仙台上空の気象次第では中部国際空港へリターンする事もあるそうで、どうなる事やら・・・

総会は市内の「ヨハネ教会」で行われ、全国からのオーケストラユニオンの代表者と来賓、役員と合わせて約40人が参加しました。主な議題は雇用に関するもので、多少難しい話しですが、いくつかのオーケストラでは経営側による一方的な雇用形態の変更や、就労条件の改悪が行われています。オーケストラの音を守るためにはプレイヤーの負担増につながる状況は避けなければなりませんし、経営側が財政状況を好転させるためのリストラ策などがどうしても必要な場合、労使による充分な議論を経てなされるべきです。世界的な不況により、国際的に芸術活動へのさまざまな制約が進みつつある現在、オーケストラに携わる人々がしっかりとした理想と展望を持ち、これからも文化が発展していくよう、力を尽くす事が求められています。