AMFオーケストラと山響の合同演奏会が昨日、山形県民会館で行われました。モーツァルトのグラン・パルティータ、R・シュトラウスのメタモルフォーゼン、そして英雄の生涯…グラン・パルティータとメタモルフォーゼンは音楽祭のセミナーで緻密なレッスンが行われていた成果が表れていて、音楽性豊かな演奏だったと思います。英雄の生涯はリハーサルよりも遥かにテンションの高い演奏で、臨時編成のオーケストラとは思えないような瞬間がたくさんありました。また、午前中は「あいうえオーケストラ」と題された子ども向けのコンサートもあり、地域の子供達との合同演奏で盛り上がりました。子供達は山響だけでなく、世界のメジャー奏者と共演できた事をきっと忘れないでしょう…シカゴ交響楽団のチューバ奏者として世界的に著名なジーン・ポコーニさんが山形4小のチューバ奏者にとても親切にアドバイスをしていたのが印象的でした。今日は酒田で2日目の本番です。合同での演奏は今日で最後なので、この響きをしっかり心に刻んでおきたいと思います。