Rest

休養・・・といっても今日は19時から市民合同音楽祭のリハーサルを指揮するため、山形市内に戻ってきました。本番は12月9日なのであまり時間が残っていません。今年は吹奏楽の世界で著名なアルフレッド・リードが作曲した「ロシアのクリスマス音楽」をメインに、4曲を演奏します。「ロシアの・・・」は、私が大学在学中の1980年の12月に武蔵野音大ウィンドアンサンブルの定期演奏会で演奏した思い出深い曲です。リードは「アルメニア舞曲」などが日本では大変有名ですが、それらの曲は私には少し子供向けのように感じます。「ロシア・・・」はロシア正教の音楽やグレゴリオ聖歌などのモティーフが使われていて、よりクラシカルでシンフォニックな音楽に仕上がっていて、とても聴き応えがあります。この曲に必要なダークな(「暗い」ではなく「密度の濃い」)サウンドとソステヌートを基本とした発音は日本人奏者の苦手とするところですが、しつこい(?)リハーサルで次第に重みのある響きが出てくるようになりました。アマチュアのリハーサルではメンバーがたくさん揃うことが難しく、リハーサルも根気のいるものになりがちですが、奏者には負担にならない、でもしっかりしたリハーサルを心がけるようにしています。

Winter clothes

朝、事務局に出勤し、10時30分からFM山形で収録です。「Sunday Prism」の収録も今では手際が良くなり、2週分の収録も1時間半ほどで終わるようになりました。台本はほとんど私の制作ですが、独断と偏見による選曲も、例えば某公共放送ではまず使わないようなものばかりですが、個性的だと開き直っています。(そういえば、ピッチの話がまだ終わっていませんでした・・・12月ですね)

収録を終えて、午後にようやくGolfのタイヤ交換を済ませました。作業は1990頃から付き合いのある「スカンジナビアオート」の社長、板垣さんにずっとお願いしていて、正確な作業でていねいに仕事をしてくれます。板垣さんは山形ヤナセでVWを長く担当していましたが、その後独立し、ヨーロッパからの輸入車全般を扱っています。メンテナンスも確実にしてくれるので、ディーラーと並行してカスタマイズなどを依頼しています。取り外した夏タイヤは1年半でほぼ溝が3割ほどしか残っていなく、来年は新品にしないと危険そうです。冬タイヤは私の場合は3回冬を越すくらい使えるので、こちらはこの冬は安心です。長期予報では今年も雪が多いとか・・・今から憂鬱です・・・

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Meeting

今日はユニオンとのミーティング、スタッフ会議と事務局モード全開でした。午後からはリハーサルがあり、明日からスクールコンサートが2日間で3ステージありますが、私はスクールコンサートではもう演奏しません。先週から疲労がたまっているので、30日まで休むことにしました。街には雪がちらつき、もう冬なですね・・・明日はようやくタイヤ交換ができそうです。

Test

本番が終わってやはり毎度のことですが、飲み過ぎ・・・まあ、一生懸命仕事をしたんだから良いですよね。事務局には午前中だけ出て、夕方からは講師をしている山形北高音楽科で2学期の実技試験を審査しました。演奏が上手くいった者もそうでなかった者も、自分を表現しようと懸命な姿勢で、それがあれば進歩は止まらないと思います。練習も本番も同じ「演奏」ですからね。

Opera

リハーサルが4日、「ファン感謝デー」を含んだ本番が3回のとてもハードな1週間が終わりました・・・素晴らしい演奏をしてくれた楽員、ソリスト、合唱、舞台スタッフ、アシスタントの皆さん、そしてマエストロ飯森・・・充実した毎日でした。みんなからは「演奏したくなかった?」とか「寂しくない?」とか言われましたが、そんなことは全くなかったですね。ホントです。40年の蓄積を積んだサウンドに、クラリネット首席の川上、フルート小松崎(1月入団予定)トランペット松岡(12月入団予定)など、将来を担う若いプレイヤーが新たな響きを加えた演奏は、新しい山響が確実にこれからも発展していくことを示しています。私にとって長かった演奏活動のフィナーレを飾る大切な演奏会の1つは、やはり12月の定期演奏会です。今の山響から村川先生がどんな音楽を創るのか・・・先生にとっても指揮者人生の集大成になる演奏会でしょう。いろいろな事を感じて過ごした1週間でした。

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Fan festa 2012

本来ならば今日は定期の第2夜ですが、今回は合唱とソリストのコンディションに配慮して1日空き日を作り、創立40周年を迎えて聴衆の皆さんに感謝の気持ちを込めて「ファン感謝デー」をテルサホールで開催しました。金管セクションのファンファーレに始まり、各セクションの室内楽やトークセッションで盛り上がりました。今日は私も金管アンサンブルで演奏したほか、司会の板垣さんと一緒に進行役も引き受けました。心配していた入場者数も700人ほどになり、プロデューサー役としては一安心です。明日は再びワーグナーの世界に戻ります。タフな楽員の皆さんに感謝です・・・

53rd

もう今年もこの日がやってきました・・・今年は定期演奏会と同じ日・・・ワーグナーの「さまよえるオランダ人」でお祝い! ですが、私は演奏していません。何度か書きましたが8月のオーディションで合格した私の後任候補の松岡恒介さんが今回から演奏に参加しています。私はお休み・・・ではなく、「バンダ」と呼ばれる舞台裏の演奏舞台にキューを出したり合唱団の出入りを指示するなど、けっこう忙しかったです。舞台袖から聴く山響の演奏はハードな楽曲にもかかわらずワーグナーの世界を具現化してゆくような迫力で、自分が演奏していなくてもとても満足感のあるものでした。加えてソリストと合唱の素晴らしさ!本格的な劇場でなくてもこれほど迫真の演奏はそうないと思います。とても充実した1日でした。終演後、後片付けを済ませたあとはいつものお店「魅巣亭」で仲間がウィスキーをプレゼントしてくれ、楽しく過ごしました。来年のこの日はどうなっているんでしょうね・・・

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Der Fliegende Holländer

今日は原題のドイツ語表記にしてみました・・・ステージには字幕用の大きなモニターが左右に設置され、日本語訳も表示され、ストーリーが分かりやすくなっています。舞台裏では7月の合同演奏会でのマーラーのように、離れた場所でホルン、ピッコロ、打楽器が演奏しますが、タイミングや音量の調整に気を遣います。副指揮者を置くこともありますが、今回は舞台裏の両側にモニターを置いて、小型のヴィデオカメラで写した指揮者を見ながら演奏します。そのタイミングを計るかことや、ソリストと合唱団の出入りなど、舞台裏は大忙しです。夜の通しリハーサルは上手くいきましたが、毎日一年中このような状態で仕事をしているオペラ劇場って本当にすごいなあ・・・と思いながら見ていました。明日は初日の本番・・・きっと上手くいくでしょう。

The Flying Dutchman

「さまよえるオランダ人」を英語で表記すると、今日のタイトルになります・・・直訳すると「飛ぶオランダ人」??でも、翻訳ソフトでは「さまよえる」と出てきます。このへんの語彙の言い回し方がよく分かりませんが・・・

リハーサルも3日目、今日はソリストの他に合唱団も参加してのリハーサルです。山響アマデウスコアはとても上手ですが、オーケストラのぶ厚いサウンドに対していくぶん負けているようにも聴こえます。この辺をどう調整するかが指揮者の腕の見せ所でもありますね。監督の手腕に期待です。私は今回は演奏しないので、客席から観察したり、これまでは舞台上で聴いていた山響の演奏を客席で聴いています。これまで気がつかなかった事もあらたに分かったり、楽しんでいます。明日は夜に通しのリハーサルがあり、いよいよ仕上げに入っていきます。