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Calm every day

2月に入り、5時を過ぎても明るい日々が増え、早朝こそ気温は低いですが日中は暖かくなってきました。今月は1年の中でも最も時間に余裕のある月です。山響の演奏会も6回だけで、リハーサルなどを合わせても出勤は13日間と、穏やかな日々(Calm every day)を過ごせています。来週はモーツァルト定期で、今回はオペラ「魔笛」をコンサートバージョンで上演します。曲中にナチュラルトランペットの管替え(キーを変えること)が何回かあり、手間取らないよう練習しています。時間に追われずにモーツァルトを楽しみながら練習できるのは嬉しいですね。

Tsuruoka

今日は雪深い月山を越え、明日本番予定の鶴岡音楽祭のリハーサルを行うために鶴岡市に来ています。この冬一番の寒波もすこし緩み、街には春の予感も漂います。月山道では道路脇などの除雪作業が進んでいますが、片側交互通行にしなければならないほどに積雪は多いです。

そういえば昨年の今日深夜は、胆石発作に襲われ苦しんでいました…時が経つのは本当に早いですね…毎日元気でいられるのは幸せな事です。

February

2月になりました。30日から出かけていて、先ほど山形に戻りましたが、最も寒い時期は過ぎたようですね・・・本当にそう思いたいです。30日は東北道に入って栃木県まで雪が積もっていて、とても冷たい風が吹きつけていました。しかし東京都内に入ると寒いといっても気温は7度くらいなので、山形の冬に比べれば快適です・・・車は雪と融雪剤で白く汚れ、交差点では「どこから来たんだ?」的な視線を感じます。でも、雪がない地域に住んでいる人たちは本当に楽ですよね・・・この冬、雪による山形県内でのけが人、死者は100人を超えています。もう、これは台風などと同じ災害です。自然には逆らえないと言われますが、一人暮らしのお年寄りが多い東北では深刻な状況です。夕暮れまでの時間は少しづつ長くなってきていますが、多くの方がまだ来ぬ春の風を心待ちにしています・・・

Winter drive and wark

オーケストラ協議会の会議を終えて、山形に戻って来ました。冬のドライブはとても楽しいですが、特に夜間などは路面状態を常に意識しなくてはなりません。圧雪路はまだ走りやすいのですが、凍結路は本当に恐怖です。昔はスパイクタイヤが使えたので多少は安心でしたが、スタッドレスタイヤが発達したとはいえ、やはら慎重にならざるを得ません。今の車はさまざまな安全装置を備えていますが、オーバースピードになってしまえば「止まらなく」なるのは防げません。幸いにも毎年これだけの距離をドライブしても大過なくすごせているのは幸運なんでしょうね…これからもそうありたいと思いますが、車から降りて歩き出すとオーバースピードでもないのに時々転びます。特に飲んだ帰りなどは…体の安全装置が働かなくなるのでしょうか…

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It is from this

2日間にわたっての山響第210回定期も終わり、気がつけば1月ももう終わりに近いです・・・12月の209回定期と今回は、おそらく再び演奏する事はないような曲を演奏できて、良い経験ができました。特に今回のリムスキー=コルサコフの交響曲は、彼がロシア人である事をあらためて強く感じさせてくれましたね・・・「シェエラザード」のイメージがどうしても強かったので、なおさらでした。また、吉松 隆さんのマリンバ協奏曲「バード・リズミクス」は素晴らしい曲で、三村奈々恵さんの演奏も凄い集中力!山響のパーカションもノリノリでブラボーです!終演後はいつもの某所で盛り上がり、みんなで楽しく壊れました・・・

一夜明けて昨日は山響のユニオン、わかりやすく言うと日本音楽家ユニオン(MUJ)の中にあるオーケストラ・ユニオンの一つですが、その定期総会でした。今月初めのレコーディングからハードな仕事が続いていたので、さすがにみんなの顔にも疲労の色が滲んでいましたが、今後の山響の進む道について良い意見がたくさん出ましたし、みんなが建設的な気持ちを持っていることがよく解り、安心しました。私はオーケストラ協議会の議長として全国のオーケストラ・ユニオンを代表する立場ですが、山響のユニオンでも長年にわたり代表を務めています。来年にせまった山響創立40周年をステップにしてさらに素晴らしいオーケストラとなるよう、がんばりたいと思っています。

Bird Rhythmics

明日に迫った第210回定期公演のリハーサルが全て終りました。今回は公演会場の山形テルサの企画による青少年のためのオープンリハーサルもあり、リハ2日目の昨日からステージでのリハーサルができました。何といっても今回のイチ押しは三村奈々恵さんのマリンバによる吉松 隆さんの新協奏曲「バード・リズミクス」です!とても色彩感あふれる素晴らしい曲で、三村さんの繊細かつダイナミックな演奏が曲の魅力を最大限に引き出します。とにかく素晴らしい曲なので、ぜひ明日、明後日は山形テルサにご来場下さい!また、一曲目のグラズノフの編曲によるショパンの「レ・シルフィード」や、もはや珍曲といって良いほどのリムスキー=コルサコフの第2交響曲も必聴です!

Antar

今年は本当に毎日雪が続きます・・・気温も低く車の運転にはひときわ気を遣いますね。

今日からは定期公演のリハーサルです。リムスキー=コルサコフの第2交響曲「アンタール」は、とてもユニークな曲で、金管楽器はロシア国民楽派らしく時に激しく咆哮し、昨日までのシューマンとは大違いです。そう、昨日はナチュラルトランペットでのレコーディングが終るとすぐに山形北高でのレッスンでしたが、今月はナチュラルトランペットばかり吹いていて、頭の中が19世紀前半の世界でいっぱいだったので、モダントランペットを吹いた時も音色がナチュラルに近くなってしまい、音を思い出すのに少し時間がかかりました。ピストンバルブは画期的な発明で、何でも吹けてしまいますが、ナチュラルトランペットが持っていた高貴な音色は今ではずいぶん軽いものになってしまったようです・・・今日からはロシアの「濃い」サウンドを再現できるよう、発想を切り替えてがんばろうと思います。

Recording

2日間のレコーディングセッションが終りました・・・昨日は新幹線のトラブルで録音の開始時間が1時間半遅れ、その分終了時間も遅くなりましたが、全員素晴らしい集中力を見せてくれました。シューマン4番の初稿は、1841年に書かれ、ベートーヴェンやモーツァルトなどの影響を受けながらも新たな音楽の到来を感じさせる瑞々しさがあります。とはいえ、ナチュラルトランペットを始めとするいわゆる「ピリオド楽器」と「古典奏法」を用いての演奏は神経をすり減らします・・・今回も数多くのテイクを重ね、プレイバックを聴きながらバランスを整え仕上げてゆく・・・クリエイティヴな作業ですが大変な集中力が求められ、本当に疲れました。でも、山響はレコーディングを初めて行った時に比べてとても「タフ」な仕事のできるオーケストラになったと思います。誰かにミスが出たり、アンサンブルが乱れたりして何度も同じ箇所を録りなおしても落ち着きを保っていますし、音楽的にも素晴らしく成長しましたね・・・苦労はしましたが、CDができ上がるのが楽しみです!

明日からは休む暇なく定期公演のリハーサルが始まります。今回は山響初演の曲ばかりで、特に吉松 隆さんの新曲であるマリンバ協奏曲は必聴です。また、リムスキー=コルサコフの交響曲第2番はほとんど演奏されない曲ですが、妖しさいっぱいのフレーズが面白いですよ!ぜひ多くの方に聴いていただきたいと思います!

Requiem

毎日雪が降り続き、気温も低いですね・・・昨日は山形も真冬日で、空気感が北海道のようでした。

オーケストラは昨日からモーツァルトの遺作である「レクイエム」のリハーサルで、今日は明日に迫った本番のために仙台市青年文化センターでリハーサルです。指揮は「山響アマデウスコア」の音楽監督も務められている岩手大学教授の佐々木正利先生で、バロック音楽のスペシャリストとして国際的にも著名な先生です。佐々木先生が山響アマデウスコアの指導を担当するようになってから、合唱の質が大幅に向上したことに驚きましたが、とても音楽的で時代考証などに説得力のある指導ぶりは、先生の美しい声質と相まって素晴らしいものがあります。また、オーケストラもオリジナル楽器を用いての演奏で、この曲をオリジナル楽器で演奏するのは山響としても初めてです。

モーツァルトのレクイエムは、未完に終ったために弟子達を始めとするさまざまな作曲家や研究者によって補完されてきましたが、今回は1991年のモーツァルト没後200年に際して新たに編纂されたアメリカのピアニストで古楽の研究者としても著名なレヴィン氏による版を使用します。映画「アマデウス」では死の床に伏したモーツァルトがサリエリに口述筆記をさせるシーンがありますが、実際にはあのような事はなかったと言われています。第一曲目の冒頭、バセットホルン(クラリネット属の楽器で、通常より低い音域と憂いのある音色が特徴です)とファゴットが絡むように響く瞬間は、何度聴いてもその美しさに感動してしまいます。先ほど午後のリハーサルが終わり、夜は合唱も加わり仕上げにかかりますが、どのような響きが生まれるかとても楽しみです。