Nielsen

午前中にFM山形でSunday Prismの収録を終え、午後からは12、13日が本番の定期演奏会のリハーサルです。指揮者は2度目の登場となるミハウ・ドヴォジンスキさんで、気さくながらも時折鋭い視線をオーケストラに投げかけ、山響初となるニールセンの交響曲を組み上げて行きます。自分のコンディションもまずまずで、先週の東京公演の日程中にヤマハのアーティストサービスに送って修理と調整を施してもらった楽器も新品の様な響きになり、演奏が一段と楽しくなりました。明日、明後日とリハーサルを重ねて、どんな音楽が出来上がるのかとても興味深いですね!

Lesson

演奏旅行などが続き、山形を離れている間は生徒のレッスンやクリニックなどが滞りがちになります。講師を務める山形北高を始めとして、いくつかの学校や個人レッスンの生徒を抱えていますが、演奏活動の合間を縫うようにレッスンのスケジュールを建てるのは大変です。もっとも、山響の多くの楽団員も同じでしょうが…それでも、次世代の生徒たちに音楽と技術を伝えて行く事は、単なる副業ではなく、演奏と同じ意味を持つものと私は考えています。「人のふり見て我がふり直せ」と言われるように、レッスンは自分への学習でもあると、生徒たちと接しながら感じる毎日です。

off day

東京から戻り、久しぶりの休息です。練習はしますがレッスンなどの仕事はオヤスミ(^O^)/市内も紅葉から冬の気配を感じさせる雰囲気がでてきました。明日は「立冬」なんですね…朝、布団から出るのが辛くなってきます…

Brahms

「ラ・フランス コンサート」、盛況のうちに終了しました。集客が不安でしたが、たくさんのお客様にご来場いただき、とても嬉しく思います。演奏はボルテージの高いもので、特にブラームスの二重協奏曲は、川久保さん、遠藤さんの集中力と、オーケストラの密度の濃いサウンドがこの曲の核心をしっかりと表現していたように感じました。シューマンも生き生きとした音楽がホールを飛び回っていたような演奏でした。また、今日は現在千葉に住む小学生時代からの友人がご家族と聴きにきてくれて、感激の再会を果たすこともでき、充実した一日でした。明日は山形に帰り一休みして9日から始まる定期演奏会のリハーサルのため、練習です…

Shinagawa

今日は山形から移動し、明日の本番会場である品川区の「きゅりあん」でリハーサルです。品川区大井町に来るのは多分初めてかも知れません。羽田空港に行くためにモノレールを使う時に「大井競馬場駅」を通過する事はありましたが…今回は初の「ラ・フランス コンサート」で、毎年恒例の「さくらんぼコンサート」に加えてこちらも毎年のコンサートになるでしょうか…今年度はさくらんぼコンサートと先日のメルパルクでの愛のコンサート、そして今回と、年度内に3回も東京公演があり、何だか山響じゃないみたいです。今日のリハーサルではブラームスの二重協奏曲でソリストを務める川久保さん、遠藤さんもリハーサルに合流し、もの凄い音楽を私たちに投げかけて来ました。また、リハーサルの一部は一般公開され、聴衆の皆さんは山響独自の古典アプローチを興味深そうに観ていました。明日の本番が楽しみですね!

Schumann

久しぶりに音楽監督の飯森さんでリハーサルです。報道されているように飯森さんは昨日、山形県の文化発展に大きく貢献したことが評価され、「斎藤茂吉文化賞」を受賞されました。最年少の受賞で、しかも県外在住者としては初の受賞とのことで、すばらしいですね。今後のさらなる活躍が期待されます。

さて、今日は山形テルサのアプローズで6日に迫った「ラ・フランス コンサート」のリハーサルでした。今回はモーツァルトのフィガロ序曲、ブラームスの二重協奏曲、そしてシューマンの交響曲第一番「春」の3曲を演奏します。モーツァルトとシューマンではナチュラルトランペットを使用しますが、コンディションも上々で、明日の会場練習が楽しみですね。

Colored leaves

昨日から症状が出始めた風邪も、初期段階からの対策が良かったのか、今日はかなり改善されました。このまま症状が治まれば本番にも影響しないでしょう。

今日は外出した際に紅葉の写真をいくつか撮りました。デジカメではなくてiPhoneのカメラで撮影しましたが、とてもきれいに撮れました。Facebookに写真を投稿したら、多くの方々から「いいね!」(Facebookをご存じの方でしたらおわかりですよね)をいただき、びっくりです。最新のiPhone 4Sはさらに美しい写真が撮れるので、欲しいですね・・・これらの写真は樹木ではなく、地面や水面を写すことでかえって秋らしさが表現できたのかなと思っています。

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Cold

今日は起きた時から体が重く、何となく熱も少しだけ上がったような感じが…午後の本番を終えて内科のクリニックへ向かいました。本来の目的は一ヶ月前の検査の評価を聞くことでしたが、東京公演も近いので風邪対策も必要と思い、受診する事にしました。検査の結果は大変優秀で、全ての数値が理想的な状態との事で、昨年の手術以降続いていた投薬も卒業になりました。検査前はツアー続きで、結構お酒も飲んだのですが、その影響は出ていませんでした\(^o^)/一方、体が怠かったりしていたのはやはり初期の風邪でした。薬を2種類とうがい薬を処方していただき、クリニックを後にします…状況が悪化してからでは、体力的にも演奏をすることも困難になりかねないので、今日は受診できて良かったです。

November

今日から11月です…朝夕の寒さが堪える時期になってきましたね…でも早朝の陽の光はとてもきれいで、紅葉の色合いと織りなす微細な雰囲気は、この季節独特のものです。

今日はスクールコンサートとリハーサル、夕方からは北高音楽科の実技試験があり、相変わらずの忙しさ…6日の「ラ・フランス コンサート」で演奏するナチュラルトランペットや、久しぶりに本番で使用するロータリートランペットなどの準備もあり、やる事がたくさんです…

end of Season

・・・といっても、何のことでしょう? と聞かれそうですが、今日はNBLセントラルリーグのクライマックスシリーズで、ヤクルトスワローズが読売ジャイアンツを下し、ファイナルステージへの出場を決めました・・・というか、決めてしまいました。私は物心ついた頃からの巨人ファンで、私と同じ世代の原辰徳さんを入団当時から応援していました。原さんは高校時代からスター選手として注目を浴び、エリートコースを歩んできたかのように見えますが、巨人ではいわゆる「ON」(王、長島の事です。最近は知らない方もいらっしゃるので)の後継として大きく期待され、プレッシャーに耐えながら活躍してきましたし、監督としてはやはり長島茂雄氏の後任として比較され、すばらしい成績を残しながらも苦悩が多かったと思います。そんな原さんですが、2008年はリーグ優勝、日本一、そしてWBCでは最高の栄誉に包まれ、長い間の苦労がようやく報われたように私は感じました。最近は趣味や余暇の過ごし方の変化や、個人の価値観の多様化などが影響して、プロスポーツに対する考え方も昔のようなものではなくなってきています。しかし歴史の長い野球はこれからも国民に支持されてゆくでしょうし、原さんの世代(私たちの世代、ですね)がこれからのスポーツ界をもっと率先していって欲しいと願うのは私だけではないでしょう。原さんを始め、ジャイアンツの皆さん、今年もお疲れ様でした。来年も期待しています。そして、ありがとうございました。