第198回定期も無事終わり、ブルックナーからようやく開放された・・・はずですが、来月3、4日にはレコーディングがあり、再びこの難曲と相対する時がやってきます。今年になって5番、今月も新潟での4番、そして今回の3番と、短い間に3曲も演奏できるのはラッキーな事です。山響の現状では後期の交響曲を演奏する事は当面は難しいと思いますが(1994年12月の第96回定期では、第7番を演奏しています)、大編成のオーケストラとは異なる精緻な演奏を今後も続けていければと考えています。私たちのアプローチにはさまざまな意見があることは良く承知していますが、このようなスタイル「も」ブルックナーの一つの形であると思います。(これ「だけが」ブルックナーとは私は思いません)
今日は新宿のMUJ本部で、オーケストラ協議会の会議です。通常なら車で来ますが、この先1週間以内にあと2回上京しなければならないので、今回は疲労度を考慮して電車で来ました。明日からはモーツァルト定期のリハーサルで、今度はナチュラルトランペットを携えて18世紀に行ってきます!