Education

定期演奏会最終日の翌日は休日・・・これは山響の就業規則で定められていて、本番後に飲みすぎても充分な回復の時間があるという訳です・・・それは冗談ですが、実際にこの「公休日」を全くの休日として過せる日はほとんどありません。メンバーの多くはそれぞれに生徒のレッスンを持っていたり、学校での教育活動を行う者など、音楽家としてのもう一つの大切な仕事である「教育」に携わっています。私は山形北高に設置されている音楽科で20年以上にわたって講師として指導にあたっていて、今日は本番を明日に控えた音楽科の定期演奏会のリハーサルでした。この音楽科ではピアノ、声楽、管弦打楽器を専攻する生徒が約100人ほど勉強に励んでいて、卒業生の中には昨日のモーツァルト定期で素晴らしい独奏を行った牧さんのような優れたプレイヤーも数多くいます。明日の定期では、独奏、独唱や合唱、それにプログラムの最後にはオーケストラの演奏もあり、今年はチャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」の抜粋を演奏します。もちろん、講師である私を始め、山響のメンバーも10名ほど出演します。生徒達は日々研鑽を積んだ結果を精いっぱい発揮してくれますので、お時間がある方はぜひ明日の18時から山形テルサにお越し下さい!