A rehearsal

岡田ジャパン、素晴らしい勝利でした!

日本人離れしたアグレッシブな動きが最後まで続いたようで、この先も楽しみです!

さて、広範囲に動き回った今週の締めくくりは、26日の「さくらんぼコンサート」です。今日は車で山形を出発し、新宿区百人町(大久保駅付近)にある東京交響楽団のリハーサル場に到着し、リハーサルを行いました。この会場は、長年にわたり東京交響楽団の事務局、リハーサル場として戦後日本のオーケストラの歴史を語る上でも大変に重要な場所です。私は学生の頃、そう・・・30年以上前でしょうか、ここを訪れた事があり、今日はそれ以来です。今では大久保駅付近はいわゆる「コリアタウン」として大きく発展し、まるでソウル市内のようです。リハーサル場に入ると、歴史を感じさせる雰囲気が伝わってきて、自分の師匠や諸先輩達がこの場所で技を磨き、東京交響楽団を発展させてきた事を実感できます。リハーサルは音楽の流れや細かな確認を中心とした念入りなもので、指揮者として若い頃からこの場所で東京交響楽団に鍛え、育てられてきた飯森さんが、自らのオーケストラである山響と全力で音楽を創ってゆく姿は、ここからまた新たな歴史が始まるかのような雰囲気に満ちていました・・・・