Affinis Music Festival 2010 Yamagata

13日から16日までのお盆期間は、このサイトの更新もお休みさせていただきました。お寺に行き、静かな環境に身を置き思索するのも時には必要です。

さて、山響にとってこの夏一番のイベントである「アフィニス音楽祭2010」が山形市を会場に開幕しました。昨日はレセプションが山形グランドホテルで盛大に行われ、内外一流のメジャーオケをはじめとする講師陣と参加者、主催者そして多くのボランティアの方々と山形県初めての本格的な音楽祭の開会を祝いました。この音楽祭はJT(日本たばこ産業)が設立した「アフィニス文化財団」により長らく長野県飯田市で行われていましたが、20周年を迎え音楽祭をリニューアルし、プロオケ所在地での開催が計画され、昨年より広島と山形が交互に開催する事となりました。

この音楽祭の特徴は、プロオケ奏者のためのレッスンやワークショップ、セミナーが一般にも公開される形で進められる事で、プロ奏者がスキルアップをめざして真剣に音楽に取り組む姿を目の当たりにする事はそうあることではありません。また、ホストオーケストラである山響と講師陣、参加者との合同オーケストラ公演があることも見逃せません。そして市民や子供たちとの交流も予定されていて、市民がだれでも楽しめる音楽祭となっています。私はセミナーにはエントリーしていませんが、明日19時から文翔館中庭で開催される金管アンサンブルの演奏会と、21(山形)22(酒田)の両日に行われる合同オーケストラの公演には参加します。金管の講師陣は、トランペットがライアン・アンソニー(元カナディアンブラス、現ダラス響首席)チューバがジーン・ポコーニ(シカゴ響首席)など、メジャーのソリスト級が来ています。彼らと共演することで多くを得られる事がとても楽しみですし、山響全体にも大きな影響を及ぼすことは間違いありません。多くの皆様のご来場をお待ちしております!

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