Messiah

22日に秋田での仕事を終え、仙台に移動し23日に行われる「みやぎコーラルフィルハーモニー」の第5回定期演奏会でヘンデルの「メサイア」を演奏する「エマイユ・フィルハーモニック」のゲストソロトランペットとしてリハーサルに臨みました。ご存知の方も多いと思いますが、この「メサイア」は、トランペット奏者にとっては難曲の一つであり、”Trumpet shall sounds”と歌われるバスのソロに合わせるオブリガードソロは大変有名な他、第2部終曲の「ハレルヤ」もヘンデルの代表作の一つです。私はこのソロトランペット奏者をこれまで3度務めた事がありますが、そのたびに緊張感を伴いながらもヘンデルの偉大さに驚嘆したものです。今回の「エマイユ・フィルハーモニック」は、宮城教育大学の卒業生を中心としたオーケストラで、音楽監督は1983年〜1994年の間に山響の常任指揮者を務められ、今は宮城教育大学の教授の地位にある渡部勝彦先生です。2年前にも同じ企画でソロを務めさせていただきましたが、今回はノーカット全曲版で、よく演奏されるエディションよりも30分近く演奏時間が長くなっています。23日に仙台市青年文化センターで行われた本番では長時間の演奏にもかかわらず、合唱は困難なフレーズも良く練習されていたようで、オーケストラの響きと講和し、言葉も明瞭です。私も柔らかでクリアな響きを出すように努めましたが、何とかうまくいったようです。渡部先生ともいろいろな思い出話しで談笑する事ができ、充実した時間でした。

今日は山響の音楽鑑賞教室で、今は福島市内での本番を終えて急いで新幹線に飛び乗り(車は福島駅付近のパーキング)19時から名古屋で行われるオーケストラ協議会の会議に出席します。少し遅刻ですね・・・でも、車内では会議の資料を読んだり、準備ができるので時間を有効に使えます・・・というか、眠った方が良いですよね・・・

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