今日はFM山形の池上部長、大屋アナと山形市七日町にある「味山海」でSunday Prismの忘年会です。大屋さんと日本酒にハマっています…7月から始まったこの番組も、おかげさまで好評です。来年はさらに楽しい番組になるよう、工夫を凝らして行きたいと思います。
月別アーカイブ: 2011年12月
Year-end party
12月は「忘年会」という名の飲み会が多くなります。この「忘年」という感覚は日本人独自のものですね…普段から飲むことの多い私にとって、今月は楽しい月ですが少しバテ気味です。今日は山響事務局の忘年会でした。事務局長以下15名のスタッフはみんな良い人たちで、お互いを思いやりながら日々の仕事に励んでいます。オーケストラのサポートは大変ですが、みんな頑張っています。今日はそんな努力をともに労う楽しい忘年会でした。明日はFM山形のスタッフとの忘年会です……
Monday
さすがに疲れました…今日は音楽家としては「閉店」です。買い出しも仕込みもなし。明日は営業します。またのお越しをお待ちしておりますm(_ _)m
Sakata
酒田公演も成功裏に終わりました。庄内定期は集客が難しいのですが、演目が凝ったものにしては多くの方々にご来場いただけたと思います。今後は営業力の強化が課題ですね。酒田市民会館「希望ホール」は、テルサと同じ設計者によるもので、テルサの800席に比べ1200席と広く、ステージも充分な面積があります。テルサがこのくらいの大きさだと良いのですが…早く新文化施設の建設が実現しないですかね…
The Concert
定期初日が終わりました。昨日は飲みすぎましたが体調も良く(爆睡したせいでしょうか)良い演奏ができたと思います。シューベルト/マーラー編曲の「死と乙女」は、弦楽器セクションが入魂の演奏を展開し、難易度の高いこの曲を見事に表現していました。後半の「子供の不思議な角笛」は、何と言っても萩原 潤さんの独唱が素晴らしく、微細なニュアンスの表現が絶妙でした。明日は酒田で同じプログラムです。雪が心配ですが今日以上の演奏になるよう、頑張ってきます。
Knaben Wunderhorn
Knaben Wunderhorn…「不思議な角笛」です。ルードヴィヒ・アルニムとクレメンス・ブレンターノによって編纂されたドイツの詩集で、ドイツ版マザーグースと言われています。マーラーはこの詩集の多くに曲を付け、交響曲にも転用したりしています。マーラーの音楽に見られるメルヘンやロマンティックな雰囲気はこの詩集の影響があると考えられていて、幼い頃見た軍楽隊の太鼓や、戦争、葬礼などの印象と併せて独特の人生観、死生観を表しています。今回取り上げる「不思議な角笛」は、マーラーの歌曲集のなかでも私が特に好きな一つですが、「美しいラッパが鳴り響くところ」で歌われる……「僕は戦いに行く、緑の広野に…ラッパが美しく鳴り響くところ…緑の芝に覆われたところに私の家がある……」これは死んだ兵士の魂が恋人のもとへ帰る情景をあらわしていて、とても印象的な場面です。「緑の芝に覆われたところ」はお墓を指しています。また、戦死した兵士の悲惨な運命を歌った「死んだ鼓手」も生と死が交差する不思議な雰囲気が印象的です…
Mahler
リハーサル二日目です。大編成での「死と乙女」は実際には初めて聴きました。シューベルトの色を残しながらも熟成した音楽になっているのが不思議です…素晴らしい音楽は編曲にも耐えうるんですね…
Rehersal
17(山形テルサ)18日(酒田市民会館)に行われる山響定期のリハーサルが始まりました。今回はマーラー没後100年を記念してシューベルト作曲、マーラー編曲の「死と乙女」と、歌曲集「子供の不思議な角笛」という19世紀末の香りが漂うプログラムです。今回はトロンボーンが降り番(出演しないこと)で、トランペットが3、ファゴット3以外は普通の編成です。山響がマーラーを取り上げることは多くはありませんが、この「角笛」はとてもマーラーらしい音楽で、交響曲に転用されたフレーズが時折出て来たりします。歌はドイツのマザーグースと言われている詩に基づくものですが、この時代を反映した「戦争」「死」そして世紀末の厭世観も垣間見ることができ、美しさと残酷さが交互に浮かんでは消える瞬間が不思議な美しさを表しています。ぜひ、今回の演奏を聴いていただき、来年の7月に予定されている交響曲第二番「復活」との関連性を感じていただければと思います
“Fureai”Concert
山形市役所ウィンドアンサンブルの恒例行事で、市内の保育園児を対象とした「ふれあいコンサート」が終了しました。予想を上回るまさにロックコンサート並みのボルテージで、子供たちは総立ちで大騒ぎし、全身で音楽を楽しんでくれました。一曲目の「海賊戦隊 ゴーカイジャー」(知ってますか?)が始まった瞬間に大歓声が沸き起こり、一時間テンションがあがりっぱなしの凄いコンサートで、演奏していた私達もとても楽しいひと時でした。後日、写真をアップしますので、ご期待下さい。
Terusa
テルサ・・・といっても山響の仕事ではありません。それは17日土曜日、16時からの定期です。今日は私が1999年から常任指揮者を務める山形市役所ウィンドアンサンブルが毎年幼稚園児、保育園児を対象に行う「ふれあいコンサート」のリハーサルがありました。山響では対象が小学生以下のコンサートは行いませんが、私たちのウィンドアンサンブルは、楽団の最も重要な演奏会と位置づけていて、工夫を凝らしたプログラムを一時間しっかり聴かせます。AKB48のナンバーも、先生方のダンスとともにオリジナル顔負けのパフォーマンスですし、毎年このコンサートだけは山響からホルン岡本さん、トロンボーン高橋さん、パーカッション平下さん、そしてフリーパーカッション奏者の飯野さんが参加し、コラボレーションをとりながらのコンサートになっています。明日は10時から本番ですが、J-POPのライブ並みの盛り上がりを見せるコンサートになりますよ!
一般公開しないのが残念です・・・