今年のクリスマスは連休のため、欧米並みとは行きませんが、短めの「クリスマス休暇」といった感じでした。寒波と雪で天候は良くはありませんでしたが、クリスマスの時期としてはむしろこれくらいが普通なのかもしれません。
クリスマスの締めくくり(締めくくり、という表現が日本的ですが・・・)は山形駅西口の高層ビル「霞城セントラル」の開場10周年を記念したいくつかのコンサートスリーズの最後を飾る「けやきの森ブリティッシュブラスバンド」のクリスマスコンサートでした。この企画は昨年に続くもので、昨日は山響のメンバーで構成される弦楽四重奏の公演もありました。会場はビル一階の「アトリウム」と呼ばれる吹き抜け部分で、開放感と景観は良いものの、とにかく寒くて大変でした。昨年の経験から厚着をして行ったのですが、指揮をしている手がだんだん冷たくなってきたり、ビルへの出入りがあるたびに冷たい風が入ってきて体をさらに冷やすなど、通常ではなかなか得られない経験でした。しかし、リハーサルから会場に多くの方々が集まりだし、公開リハーサルのような雰囲気になり、本番ではさらにたくさんのお客様が集まり、2階や3階にも多くの方が私たちの演奏を聴きに来てくれました。演奏も悪条件にもかかわらず集中力のあるもので、良い出来だったと思います。今年もこのバンドと何度も演奏をしてきましたが、音楽に対する真摯な姿勢は私たちプロの演奏家をも魅了するもので、こういったスタンスでの活動が多くの感動を呼ぶのでしょうね・・・指揮をしていて演奏に癒やされる・・・そんなひとときでした。
初めて聴かせていただきましたが、とても素敵な演奏会でしたね。本当に癒されました。寒さの中で楽器が冷たくなっているはずなのにそれを全く感じさせず、寒さも忘れて楽しみました。
続きです…。
外は「ホワイト・クリスマス」でしたが、アトリウムの中は本当にあったかい雰囲気でした。
クリスマスに「けやきの森BBB」の皆さんの音楽を聴くことができて、心の中まであったかくなりました。
クリスマスのお祝いとして、喜んだり楽しんだり、素敵なコンサートが開かれたりすることを「主」も喜んでくださっていると思います。(*^^*)