新潟から帰り、5日は山形北高でのオケリハーサルとレッスン、山形短期大学での授業、6日は仙台市民会館でリハーサル、そして今日は東京エレクトロンホール(宮城県民会館のこと)で、ヤマト運輸主催のファミリーコンサートがありました。この演奏会はすでに20年以上続いており、かつては「おしゃべり好きなコンサート」というタイトルで、山響でも石丸 寛氏や三石精一氏の指揮で演奏会を行った事がありました。近年、リニューアルされた形で再び全国規模の公演が展開されるようになり、山響も一昨年から東北地区での公演を仙台フィルハーモニー管弦楽団と共に担当することになりました。この不況下、社会還元を続けるヤマトホールディングスには敬意と感謝の念を禁じ得ません。最近は聴衆と演奏家が一部のプログラムで共演する「参加型」の演奏会が多くなり、今回でも仙台市内の小学校の合唱団(素晴らしかった!)と、会場に楽器を持参された方々との共演がありました。会場もとてもリラックスした雰囲気で、多くのみなさんに楽しんでいただけたと思います。山響は、チャイコフスキーの幻想序曲「ロミオとジュリエット」で、maestro飯森のもと、緊迫感のある演奏を繰り広げ、仙台市内では久しぶりの演奏会において充分にその存在感を示すことができたと思います。次回は定期公演やモーツァルト定期のプログラムなどで仙台フィルハーモニー管弦楽団の本拠地である青年文化センターに乗り込んでみたいですね!もちろん、その逆の、仙台フィルの定期のプログラムをテルサで聴く、というのも大歓迎です。合同演奏会も良いですね!
写真はゲネプロ後の休憩時間に外を散歩していて見つけました。今日はホール近くの春日神社のお祭りだったんです。少しの間、本番モードのスイッチをオフにして、露店を見たりして楽しみました。