昨日、東根市内での本番を終え、車で東京へ移動し、MUJオーケストラ協議会の会議に出席しました。オーケストラ協議会というのは、1975年に結成されたMUJの内部組織で、全国のオーケストラのユニオン組織により、構成されています。全国を東日本、関東、中部、関西、西日本の5ブロックに分けて、それぞれの地区から役員(「幹事」と呼んでいます)が選出され、執行部は議長、事務局長、事務局次長の3役で構成されており、これを含む合計14名の役員により運営されています。私は1996年から東日本の役員を務め、事務局次長、事務局長を経て、2003年より議長の任にあります。昨日の会議は3ヶ月に1度開催される「全国幹事会」と呼ばれるもので、音楽やオーケストラに関連するさまざまな問題を議論しています。役員は全員現役のプレイヤーなので、演奏活動を続けながらのユニオン活動は困難も伴いますが、オーケストラの状況が少しでも良くなるよう、力を尽くしています。また、現在はインターネットで世界中のオーケストラとネットワークが構築されているので、他の国で起こっている問題に対してサポートをする事も即座に可能ですし、オーケストラの世界は基本部分ではどの国も共通しているので、国際的なネットワーク作りは大切です。私にとっても東京までの通勤(関連する会議を含めると毎週のように上京する事もあります・・)は負担にならないといえば嘘になりますが、演奏と同じくらい大切な仕事と思っています。今日はこれから寒河江市内で本番です。毎日より良い演奏が出来るよう、頑張ります。