震災から2週間が経ちました。連日報じられる惨状と原発の予断を許さない状況は、見聞きするだけで不安とストレスがたまっていきます。被災された方々の苦しみはこんなものではないとは思いますが、敗戦後以来であるこの未曾有の状態からどのように立ち直ってゆけば良いのでしょうか・・・
山形市も少しづつ物流が動き始め、今日は今月5日に成田空港に向かうために給油して以来、ガソリンを買う事ができました。私は市内中心部に住んでいるので、徒歩と自転車などで大半の用は済んでしまうので、ゆとりが出来るまでは給油せず、エコを心がけてきましたが、車を使わなくなって気がついたのは、車を使わずに済む生活は意外と多くある事と、やはり車をはじめとする機械や電気のありがたさです。文明が発達し、数え切れないほどの発明があり、今は私たちの周りはテクノロジーでいっぱいですが、それを活用するのもムダにするのも私たち人間の考え方一つです。ほんの少しの事でも多くの方々が気にすれば変化を生み出す事もたくさんあるはずです。失った物を取り戻す事は長い時間を伴いつつもいつの日か「復興」として達成されるのでしょうが、一人一人が「豊かさ」の意味をより深く考え、実行することが新たな世界を創ってゆくために求められると言えるのではないでしょうか。