An die Freude

今年最後の仕事である第9の本番が終わりました…オーケストラ、ソロ、合唱どれも素晴らしく、これまでの演奏のなかでもトップレベルの演奏だったのではないでしょうか。ここ数年、第9は一日のみリハーサルを行い、当日のゲネプロ本番というスケジュールがほとんどですが、定期なみに3日間のリハーサルが組めればより緻密な演奏ができるようにも思います。

今回は初めてナチュラルトランペットを使いましたが、効果は予想以上で木管や合唱とのバランスも良く、トロンボーンとの響きのブレンドもモダン楽器とは全く違い、素晴らしいものがありました。次回の第9は3月31日に宮城県美里町で開催されます。次回もナチュラルトランペットで演奏すると思いますが、今回の演奏を分析、研究してさらに良い結果を出せるようにしたいと思います。

「An die Freude」への1件のフィードバック

  1. 本当に「熱い『第九』」でした。
    私も合唱団員として何度もこの曲を歌ってきましたが、その時そのときの思いやシチュエーションによって、様々な感動を味わうことができる曲だと思っています。
    2011年というこの年だからこそ奏でられる、音楽としての「第九」のサウンドが、確かにテルサに響いていました。
    また、マエストロのトークからも「人として生きるために大切なもの」に対する思いが伝わり、「音楽」がもつ意味や、果たす役割の大切さも、改めて感じました。
    この1年、たくさんの感動をありがとうございました。
    2012年が素晴らしい年になるように、祈りと希望をこめて。
    mitchintosh

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